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九州新幹線利用客を呼び込み出水・天草地域を活性化させようと、JR出水駅-長島町蔵之元で運行しているシャトルバスについて、熊本県天草市と出水市、阿久根市、長島町は、利用促進協議会を立ち上げた。各自治体の観光パンフレットでPRするとともに、シャトルバスを利用する旅行商品開発などを目指す。
設立総会が10日、天草市牛深支所であり、4市町の首長らが出席。会長に同市の安田公寛市長を選び、事業計画や予算を承認した。運行を委託している南国交通に同協議会から事業費を補助する。本年度の負担金は天草市1100万円、出水市273万円、阿久根市131万4000円、長島町145万6000円。
安田会長は「九州新幹線全線開業後、利用者数は着実に伸びている。さらに利用促進に努め、地域の移動の足として愛されることを祈念する」とあいさつした。緊張しているのか、空威張りしたいのかよくわからない西平よしまさ現市長であるが、周りの雰囲気に溶け込めていないことが理解できる。(-_-;)
実は、このシャトルバスの事業ですが、去年の今ごろから話題になったものでありまして、当時清田先生と私が阿久根市を素通りするだけの、このシャトルバスに対して、阿久根市の観光をアピールしょうと、法面アートを考えたのでありました。
ちなみに、法面アートとは、阿久根小学校の下に描いた作品のことです。
南側1 |
完成南側2 |
北側1 |
北側2 |
コンクリートを吹き付けたデコボコの法面を自然の岩と見立てて、そこに滝や藤の花などを描いたものです。
下のほうには、阿久根小学校に通う児童に楽しんでもらうための色々な絵が描かれています。(クリックすれば写真は拡大されます。)
国道3号線にいきなり滝が出現するものですから、観光バスに乗っていた観光客が立ち上がって振り返って観てたこともあります。(^^♪
ここの法面は けっこう難儀な場所でありまして、高所作業車を使う許可は得られないは、足場を組むにも金は無いわで、こんな感じでやりました。
絵さえ描ければ崖でも上る清田先生 |
上の場所を崖の上のほうから |
シャトルバスの通るところは、阿久根の海は見えませんし、商店街もありませんからシャッターアートも効果は期待できない。
と言うことで、シャトルバスのルートにウォールアートや法面アートの企画を考えたわけです。
探してまわれば、けっこうウォールアートや法面アートなら描ける場所が多いのです。
数箇所描くことができれば、観光客に思いっきり阿久根市のアート事業を印象づけることができますから、観光客を阿久根市の商店街に誘導することにつながるわけですな。
さて、話を新聞記事に戻しましょう。
阿久根市が長島町より負担金が安いことは、阿久根市にとってはこのシャトルバスの事業が阿久根市にとってはあまり意味が無いことを、協議会側も理解しているのでしょうね。
天草市は新幹線への近道ができるわけですから市民の利便性の向上にもつながりますし、観光客も呼び込める。
出水市は、とりあえず新幹線の観光客を出水駅でおろすことができるから、その後の観光戦略さえあれば、今後の観光の活性化にもつながる。
長島町は美しい海岸風景を観ながら、観光客は長島町をとおるから、その後の観光につなげることもできる。また、道の駅などでトイレ休憩でもしてもらえば、特産品の販促にもつながります。
んで、阿久根市はと言えば海の見えないところをシャトルバスは通りますし、ルートに道の駅なども無い。
観光戦略があれば、長島町よりちょっと安い、負担金を出す意味もあるでしょうが、西平よしまさ現市長に観光戦略なんてあるのかな?
「あんたんとこも通るのだから。」と、協議会の言われるままにたかられたようなものですな。
その辺に西平よしまさ現市長の写真の顔の意味があるのかも知れませんね。
つくづく思いますが、阿久根市にとってあまり意味の無いシャトルバスの事業に金を出すぐらいなら、阿久根駅など肥薩おれんじ鉄道に力を入れるべきだと思いますけどね。
肥薩おれんじ鉄道の存続が危ぶまれているのに、シャトルバスに金を出せるほど阿久根市の財政は豊かなのですかね?
いずれにしても、つきなみな観光戦略しか無い阿久根市の職員と西平よしまさ現市長には、いくら金を持たせても無意味でしょうかね。
ρ(・・。) クリックで阿久根市の市政改革を応援してください。
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