2011年8月6日土曜日

今こそ、西平よしまさ(現阿久根)市長は、お世話になった伊藤(鹿児島県)知事のご恩に報いるべき時であろう。


 単純に言質を紹介するだけのことでございますから、不快なかたは2分ごろにシーク(移動)してください。(^_^;)

 出直し市長選の時には、「我々は、この1年間一所懸命に勉強させていただきました!」と大ぼら吹いた西平よしまさ氏でありますが、市長に当選しましたら、「私は政治は素人ですから...」と伊藤知事に副市長と教育長を推薦してもらいに行きましたことは、けっこう有名な話です。

 県からの天下りを受け入れることで県とのパイプを持つと言う考え方も、老害政治家ならアリかも知れませんが、自称竹原さん以上の改革派と大風呂敷を広げた人間がすべきことではないと思うのですが、西平よしまさ現市長のとりまきのかたも全く勉強なぞしていなかったようで、この件についての不満の声は無かったようです。

 しかし、その県とのパイプの伊藤知事が現在では疑惑の渦中にある存在となってしまいました。


伊藤鹿児島県知事に疑惑の100万円
「原発マネー補助金」支給財団トップから
平成20年知事選で|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|政治・行政の調査報道サイト
http://hunter-investigate.jp/news/2011/08/20100-27-10020-18100514-1323548491620-6340-20202613.html
寄付者は補助金受給財団の理事長
問題の100万円は、平成20年に伊藤知事が2期目を目指した鹿児島県知事選挙の際に、同県指宿市で粒子線がんの治療施設を運営する「財団法人メディポリス医学研究財団」の理事長で同財団設立の中心企業である株式会社新日本科学の社長から伊藤知事陣営に渡っていた。
同財団は平成18年、新日本科学が中心となって設立され、指宿市で、鹿児島県などと「メディポリス構想」と呼ばれる総合的医療健康都市を目指すもの。同財団が運営する中核施設「がん粒子線(陽子線)治療研究センター」の108億円に及ぶ事業資金には、鹿児島県からの計24億円あまりの補助金や、県粒子線がん治療研究施設等整備資金による約20億円の貸付などが充てられている。
 100万円の寄付と言いますと、なんかちっこい問題のような感じがいたしますが、その見返りの補助金がとことん大きいので、問題になってるわけですな、ちなみに現在マスコミも騒がないわけにいられない原発利権だからです。

 直接、原発問題に関わる件につきましては、このような報道が...。(-_-;)


時事ドットコム:伊藤鹿児島知事夫妻に観劇券=九電
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011080400901

 九州電力が、2009年に「博多座」(福岡市)で公演されたミュージカル「ミス・サイゴン」のチケットを鹿児島県の伊藤祐一郎知事に無償提供し、知事夫婦が観劇していたことが4日、分かった。当時、九電川内原発(同県薩摩川内市)3号機増設計画が県議会などで議論の的だった。伊藤知事は取材に対し、「私の増設同意には影響していない。まずいという気持ちはない」と述べた。
 チケットを受け取った経緯について、伊藤知事は、県内の会合で当時の鹿児島支店長と同席した際に、「博多座の施設などに興味があり、チケットをお願いした」とし、知事側から求めたと認めた。九電側は、「お世話になっている人に渡すことはよくある」としている。

 太字にした部分を公務員根性と思うのは私だけ?

 鹿児島県知事として、充分な歳費をいただいていると思うのですが、「たかれるものはたかってしまえ!」と言うことでしょうかな?

 やはり、金銭的なものでは公務員のモチベーションの向上は期待できないみたいですね。

 自治労の主張が何の根拠も無いデタラメだと言うことを、伊藤知事が自ら示してくださりありがたい話です。
 (・┰・) ベー


 ミュージカルのチケットの義理かどうかはわかりませんが、こんなニュースも出ています。

川内再稼働玄海より先も 知事、可能性に言及 : 鹿児島 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110730-OYT8T00066.htm

■川内原発
玄海原発の耐震性評価データの入力ミスに絡み、玄海原発の再稼働が遅れる見通しになったことについて、知事は「必ずしも玄海(の再稼働)が先でないと川内は難しいということにはならない」と述べ、玄海原発より先に川内原発が再稼働することも十分あり得るとの認識を示した。
また、防災対策重点地域(EPZ)を半径20キロに拡大する知事の方針に対し、鹿児島市などが30キロへの拡大を主張していることについて、「今後、EPZは半径何キロではなく、風向きなども考慮した形になるのではないか」としたうえで、川内原発については「20キロで十分」と述べた。
 しかし、太字にした部分が意味不明。(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ...

 どう考えても風向き考えれば、防災対策重点地域は20キロで十分と言うことにはならないと思うのですが、原発関連の予算も限りがありますから、その辺を考慮してのリップサービスなのでしょう。

 伊藤知事にとっては、県民の安全は原発利権より軽いようです。


 さて、伊藤知事に恩義のあるはずの西平よしまさ現阿久根市長ですが、伊藤知事は県のパイプとして当分は役に立たないと思います。

 それでも、副市長と教育長を推薦してもらった恩義があるはずですし、出直し市長選の前に、竹原前市長の専決への是正勧告などの後方支援もあったわけですから、是非とも伊藤知事の応援をしていただきたいところです。

 これを見て見ぬふりをするようなら、「阿久根のアンチ竹原んしは、やっぱい、そひこばっかいのもんじゃったか。(" ̄д ̄)けっ!」と言うことになり、自治労鹿児島県本部の支援も受けられなくなりかねません。

 ここはぜひ、自らの政治生命をかけて、頑張って応援していただきたいところです。(合掌)

(* ̄ノ ̄)/Ωチーン (* ̄- ̄)人 i~ 合掌


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