2012年5月21日月曜日

川内原発停止で阿久根でまたイワシがとれるようになれば良いな

マイワシ:市場魚介類図鑑から

マイワシ 市場魚貝類図鑑


 福井県の若狭湾では、原発が停止したことにより生態系が回復をし始めているようです。

portirland: 原発停止により、福井県の若狭湾で生態系異常が回復傾向。非在来種の南方系の生物が弱体化。星野仙一さん知ってました?
http://portirland.blogspot.jp/2012/04/blog-post_7539.html

 元記事は、ρ(・・。) こちらです。

舞鶴市のニュースサイト Web みなと舞鶴 若狭湾水中散歩
京大水産実験所・益田玲爾さんの若狭湾水中散歩120
-マガキガイ- 原発停止で激変の海
http://www.maipress.co.jp/menu/sanpo/120.html

 マガキガイは漢字では籬貝あるいは間垣貝と書く。民家で隣りの庭との仕切りに用いる竹の間垣に似た模様が殻にあることから、この名がついたのだろう。もっとも,生時は殻の表面は薄皮に覆われるため、模様は判然としない。 
 高知へ行くと、本種を煮付けたものがチャンバラガイとして供される。この貝には刀のようなふたがあって、生きているときはそれを殻から出してチャンバラをするのだと、居酒屋の大将に教わった。南国土佐らしい、威勢の良い呼称である。 
 図鑑によれば本種は、房総半島以南に分布し、サンゴ礁の浅い潮だまりなどに多い。こうした南方系の生物は、若狭湾には普通は生息しないが、高浜原電の温排水の影響を受けて水温の高い音海では、年間を通して見られる。といったことを、本コーナーで何度か書いてきた。 
 今回はしかし、少し事情が異なる。この冬、原子炉の停止に伴い温排水の供給が止まったため、音海にいた南方系の生物たちは軒並み衰弱している。その一例が、このマガキガイである。 
 ご覧の2個体も、チャンバラをする元気はなく、岩の間に吹き寄せられたようだ。中には、カニか何かにちぎられた個体もいる。 
 筆者は音海において、過去9年間は毎冬潜水調査をしており、これまで南方系の魚を見ない年はなかった。それが、この2月下旬以降、様子が激変している。 
 熱帯の毒ウニであるガンガゼは、落ち武者のごとく棘が抜け落ちて死滅し、トラフナマコも目立って衰弱している。ギンイソイワシの死骸が海底に横たわる。ソラスズメダイの姿は影もない。南の海から来て住み着いた生き物たちにはすまないが、音海の海も本来の若狭湾の生態系へと戻るのが良いことのように思われる。 
写真=殻の高さ5センチほどのマガキガイ。2012年3月、高浜町音海の水深2メートルにて撮影。

 川内原発についても、温排水により生態系が破壊されていたことは、先に紹介したリンク先の記事のとおりです。

 阿久根市の磯枯れの問題も、川内原発の温排水が問題のようで、それにウニや伊勢えびの放流が拍車をかけているようです。

 イワシが獲れなくなった原因をきちんと考えずに、イワシが獲れなくなった経済損失の分を、ウニや伊勢えびで何とかしようと言う対処療法的なやりかたが問題なのかも知れませんね。


 農業や水産業、林業などの一次産業が主要な産業である阿久根市や北薩地域は自然環境が宝です。

 今まで長期に停止することが無かった川内の原発が停止している今こそ、生態系の動向をきちんとチェックすべきでしょうね。


 川内原発が再稼動することになっても、調査により川内原発の温排水による生態系の破壊が確認できたなら、阿久根市は補償金をより多く請求することが出来るわけですからね。

 転んでもただでは起きないぐらいの考え方が出来なければ、地方の利益なんて守ることは出来ません。

 また、川内原発による環境破壊により、地域の逸失利益が大きいとなれば、川内原発の再稼動も無くなり、より安全なエネルギー政策に転換するきっかけにもなるわけです。


 まぁ、公務員の言いなりで、公務員の情報を疑わずに、放射能の拡散の危険性のある がれきの受け入れを強行採決するような愚かな職労側多数派議員にはそう言うことを考える能力も無いでしょうね。

 そして、その無様な職労側多数派議員に議会で文句も言わず、北薩3市町の集会では、「がれきの受け入れは時期尚早」などと良い子ぶるような西平よしまさ現市長。

 はっきり言って、彼には話し合いの能力など無いことを今回証明したようなもんです。


 自分の責任で物事を言えない政治家に、地方自治なんて出来ると思います?

 彼らには阿久根市の利益を考えるどころか、阿久根市を守ることも出来ないでしょうね。


 はっきり言って、阿久根市の西平よしまさ現市長や職労側の多数派議員は周辺の市町村の迷惑です。

 阿久根市民の責任で何とかしていただきたい。
 阿久根市民の責任ではなく、選管の不正の問題と認識されるのであれば、その問題を解決することに全力を尽くしていただきたいと思います。

 それが、阿久根市の名誉と阿久根市の利益のためにもつながります。


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