http://blog.goo.ne.jp/leonlobo/e/ccf9a29bfefd6a2f3964af8a4c801b03
そもそも基軸通貨というのは、世界の貿易決済通貨という意味でしかなかった。いま、世界の貿易の総量というのは約8兆ドルらしい。ということは余裕をもって10兆ドルも流通すれば世界の貿易は支障なくおこなわれる。
しかし、実際に世界に流通しているドルの総量というのはどれくらいあるのか。
300兆ドルだ。 ( 300兆ドル=3京5282兆円)
これがどれだけ異常な数字かお分かりいただけるだろうか。世界のGDPの総計ですら30兆ドルなのだ。世界の総生産の10倍ものドルが世界に流通しているのだ。
では、貿易決済に使われていないドルはいったい何に使われているのか。
マネーゲームだ。
短期決済の為替取引や株式投機、デリバティブ(金融派生商品)などだ。マネーそのものが商品と化してしまっているのだ。実体経済とは何の関係もない膨大なマネーが世界中を日々かけ巡り、マネーがマネーを生むゲームに興じているのだ。
d(・・。) これ、何度も紹介してる記事でして、実際に米国は破綻寸前だったりします。
もっとも、米国の場合は強大な軍事力を背景にして、借金をチャラにしたり出来るのですがね。
基軸通貨ドルの持つ破壊力 - 報道写真家から
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo/e/dbfd3aa38570a94ed3454e2267102c9d
では、基軸通貨ドルはどうだろうか。
こちらのほうは、世界の都市インフラを温存したまま、世界を破壊できる。しかも、一瞬にしてだ。別に冗談を言っているわけではない。方法はとても簡単だ。アメリカはこう宣言しさえすればいいのだ。
「アメリカはいっさいの対外債務を償還する気はない」
これだけで十分だ。
国家がその借金を返す気がない、と宣言すれば、その国の通貨は一瞬にして信用を失う。ドル大暴落である。世界に流通している300兆ドルが一瞬にして紙切れになる。そして世界大恐慌がおこる。
ちなみに、その基軸通貨のドルは、私立銀行群であるFRBが刷ってるわけですが、その契約(連邦準備法)が昨年末の12月22日には切れてまして、現在は米国で次のような騒動が起きている次第です。
アメリカの40以上の州が連邦政府から独立を請願していることが明らかに(ホワイトハウス・ウェブサイト) ほんとうがいちばん/ウェブリブログ
http://mizu888.at.webry.info/201211/article_38.html
はっきり言ってFRBなんざ米国人も信用していません。
それで米国人の生活が潤っていたいた時代ならともかく、米国人自体がFRBの政策により苦しんでいる状況ですからね。
かと言って、物々交換の生活に戻れるわけがありませんから、連邦政府のお金に変わる地域通貨にシフトしようとしている状況です。
ちなみに、米国としてはエネルギーをシェールガスなどで自給できるような状況に変わりつつありますから、ドルが暴落してもそう困る状況では無くなってきているのもありまして、必死こいてドルの価値を維持するために戦争などする必要も無くなってきています。
政府紙幣を発行してFRBに対抗したケネディを暗殺するようなことももう出来ません。
既にFRBの契約期限が切れているわけですから、それを更新するかどうかは米国民次第ですが、米国民がFRBを拒否してるんですからね。
日銀にもそう言う様々な事情もありまして、麻生さんの政府紙幣の件などがあったわけです。
麻生元総理の危険な発言|wantonのブログ
http://ameblo.jp/64152966/entry-10792643643.html
麻生元首相「800兆円の国の借金、満期になったら政府の権限で金を刷って返せばいい」
自民党の麻生太郎元首相は1日、神戸市内で講演し、「マスコミが世論を誘導し、公共工事は悪というイメージを作り上げた」と批判。
デフレ経済下での景気対策として、「今こそ公共事業をどんどんやるべきだ。国会議員は必要性を堂々と語ればいい」と持論を展開した。自民党兵庫県連などが主催する政策セミナーで講演した。
民主党の経済政策について、「財政再建を重視しているが、デフレ経済下でのやり方を分かっていない」と指摘。
約800兆円に上る国の借金について「金を借りているのは国民ではなく国。満期になったら、政府の権限で金を刷って返せばいい。企業と国の借金は性質が違う」と指摘した。
日銀と言う中央銀行制度もFRBと関わりがあるものですから、麻生さんの代わりに中川さんが見せしめに狙われたと言う話もありましたね。
こう言う事情がわかれば、麻生さんや安倍さんが何のために動いてるかと言うことがわかってくると思います。
米国はもう日本の良い貿易相手国では無いと言うこと。
それを理解せずに、今までのように米国相手に商売して稼ごうなんて思っていたら、痛い目に会うことになるでしょうね。
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※ 阿久根にはあまり関係ありませんが、とりあえず。(^_^;)
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