佐賀・武雄市図書館、利用者4.5倍に 民間委託評価か :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASJC2401S_U3A420C1ACY000/
佐賀県武雄市は24日、DVDレンタル店「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営委託した武雄市図書館について、新装開館した今月1日から23日までの1日平均利用者数が前年同期比4.5倍の3210人に急増したと発表した。
樋渡啓祐市長は「市と民間が対等な立場で企画したことが利用者に評価された」と手応えを強調した。1日平均の貸出冊数は同2.1倍の1909冊。図書館カードの代わりに使えるようにしたCCCのポイントカード「Tカード」に切り替えた利用者は全体の96%に達した。
同図書館は5年間、CCCに運営を委ねる。同社の書籍販売やDVDレンタルのコーナーを併設するほか、カフェも入居している。図書館の運営委託を民間企業に委託したことで、図書館の利用者も増え、また市外からも注目されたことにより武雄市の観光にも役だっているのが新しい武雄市の図書館です。
図書館と言う事業で地域の経済が活性化するなどとは、阿久根市の職員のように労働組合に依存して、「仕事せんが金くれ」と言うような、やる気の無い公務員には考えられない話でしょうね。
さて、新しい図書館で既に実績をつくりつつある武雄市ですが、実は市民病院についても民間委譲することにり黒字化し、そして医療サービスが充実するなどの結果も出しています。
新武雄病院 | 報道ステーション | TVでた蔵
http://datazoo.jp/w/新武雄病院/14541010
2013年4月30日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日
報道ステーション 「稼ぐ行政」で成長戦略 ”既得権益”と戦う自治体
佐賀・武雄市の市民病院は年間2億円の赤字を出していた。そのため税金で補填してきたため、市の財政を圧迫していたため樋渡市長は民間移譲で黒字化を目指した。
しかし医師会は激しく抵抗し、患者を巻き込み反対集会を各地で開催した。このことについて樋渡市長はその時はメゲそうになったが、あの時に鬼になろうと思った。
そして医師会は既成政党と組んで樋渡市長のリコールをした。そのため市長は自ら辞職し、病院の民間移譲をかけて職をかけて戦った。そして僅差で当選し、病院を民間移譲させた。
また病院の立て直しにあたった新武雄病院の鶴崎直邦理事長は当時の市民病院について公務員気質が原因だろうと思うと話した。
そして新武雄病院は医師を増員し、最新鋭機器を導入し、患者も積極的に受け入れ、今では黒字化し、市に毎年1億円の税収が入る。また病院での雇用も増え、看護学校も併設された。
さらにこれに学ぼうと全国から視察が来ている。
そのほか、レモングラスを栽培し農業を活性化、企業の誘致制度も行い、今取り組んでいる公務員制度改革で50代前半でなるポストに40代の職員を2人昇格させた。これで広報課長に昇進した山田恭輔さんが話した。
また来年4月からは職員の給与を市の税収と連動させる。さらにこれからの取り組みについて樋渡市長が話した。
ちなみに、樋渡市長のリコール運動を医師会と組んでやったのは日本共産党です。
自治労連など、地方や国を食い物にする公務員労組を票田・資金源としていますから、そう言う行動に出てしまったのは あたり前と言えばあたり前の話ですな。
結局、市民や国民のためにではなく、目先の損得だけで動いていることを自ら示したような話ですね。
ちなみに、現在でも共産党やら医師会、武雄市の労組などが匿名で2chやtwitterで工作活動やってたりして、新武雄病院の救急医療のことを問題視してたりしますが、民間委譲する前は救急医療も満足に出来るような状況では無かったみたいです。
新武雄病院☆1周年 : 武雄市長物語
http://hiwa1118.exblog.jp/15964883/
旧市民病院のときは、何度も書きましたが、10億円を超す巨額な大赤字、救急が満足にできないなど、救急医療をしっかり行わなければならないという意味でも、市民病院として体をなしていませんでした。
それが、池友会グループに民間委譲して、劇的に生まれ変わりました。今では、旧市民病院のときの職員が約100名。今では、400名を超す大所帯。
と言うことで、今度は武雄図書館のほうで、こんなバカ騒ぎをされています。
武雄市図書館のTSUTAYA化に国費2億円の投入が決定してしまったのでより広く議論しませんか? #takeolibrary - Togetter
http://togetter.com/li/472639
はっきり言いましょう。
国も見込みの無い事業に対して金は出さないでしょうし(民主党政権下だったら疑問ですがね。)、既に武雄図書館による武雄市の経済効果も出てるわけですから、無駄な投資ではありません。
「阿久根駅周辺整備計画のように、肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」の観光客をあてにして、たった十数分しか停車のために1億円以上もの金をかけて駅舎を改修し、ついでに20億円以上もの金をかけて阿久根駅周辺を観る暇も無い乗客のために整備することこそバカらしい話じゃないか?」
とツッコミを入れましたら、そちらのほうには無関心で、珍しい正義感を持った方々でありましたね。
さて、阿久根市のほうではこんな問題が過去にありました。
あくね みどりの風: 出水市野田の夜間一次救急診療所の件、賛成するのもアホなのだけど...
http://akunekaze.blogspot.jp/2011/05/blog-post_1287.html
出水総合医療センターの救急医療を維持するために、野田のほうに救急医療を実際には行わない夜間の診療所をつくるので、阿久根市と長島町に、「あんたんとこも金出せ!」と出水市のほうから屁のような助け合いを求められたわけですね。
屁のつっぱりにもならんような小手先の事業を行うより、武雄市のように経営力のある医療法人に出水総合医療センターを民間委譲すると言う手もあるかと思います。
もちろん、何の成果も出せないくせに、市職員労働組合や共産党、旧社会党あたりが反対するでしょうが、武雄市と言う前例が出来たわけですから検討する価値はあると思います。
出水市もNECやパイオニアなどの工場が閉鎖となって税収も減ってるわけですから、いつまでも赤字を負担することは出来ないはずですからね。
ρ(・・。) クリックで情報の拡散と阿久根の市政改革を応援してください。
※ 阿久根市政は県政・国政の縮図です。阿久根が変われば日本が変わります。
0 件のコメント:
コメントを投稿