2011年12月20日火曜日

と言うことで、竹原さんの専決は合法でした。

地方自治法改正 住民参加の道を切り開け / 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/278519
 首相の諮問機関である地方制度調査会(地制調)が、年明けの通常国会に政府が提出する地方自治法改正案に対する意見書を提出した
 鹿児島県阿久根市20件で前市長が専決処分を乱用して市政が混乱した問題を教訓に、副知事や副市町村長の選任を専決処分の対象から外し、議会が必要と認めれば臨時議会が開かれる仕組みとする。 
 議会運営の選択肢を広げ、幅広い層の住民が議員として参画しやすくするため、地方議会の会期を通年化することを条例で定められるように改める。
 似たような記事は朝日新聞にもありました。

 けっきょく竹原さんの専決が合法であるから、地方自治法の改正(悪)が必要になるわけでして、違法であれば専決による条令も無効なわけですから、わざわざ地方自治法を改正するまでも無いわけです。

 改正後の地方自治法では、竹原さんの専決の事例は違法なことになりますが、事後法でそれを裁くことは出来るわけもありませんから、地方自治法を改正(悪)しようが、当時の専決は合法と言うことになります。

 もちろん、職員も西平よしまさ現市長もそんなことはわかっていたはずで、わかっていたが故に期末手当減額の条令も議会で改正(悪)したわけですね。


 選挙中に「違法な専決」のキャンペーンをやった西平よしまさ陣営でありますが、「違法な専決」を「不適切な専決」と言い改めたわりには、選挙中の「違法な専決」と言う言葉を市民に謝罪しようともしないのが、西平よしまさ現市長とその取り巻きの連中でございます。

 「うそひぃごろ」と呼ばれないためには謝罪することが必要だと思うのですが、違法な専決と称して改正(悪)した条例が、官民格差の是正と市民のための条令ですから、謝罪することもなく終わってしまうのでしょうかねぇ。


 罪を認めることを先送りしたところで、地獄の業火が強くなるだけのことなのですがね。

 「人を呪わば穴二つ」と申しますが、スケープゴートをつくるようなことも、その人を呪うことですんで、同じく地獄のお迎えが待つ運命にあるわけですが、気付かないことには仕方が無い。
三界の狂人は狂せることを識らず。
四生の盲者は盲なることを悟らず。
生まれ生まれ生まれ生まれて、生の始めに暗く。
死に死に死に死んで、死の終わりに冥し。
 合掌。


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