阿久根市:前市長に対する告発6件を不起訴…鹿児島地検 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110729k0000m040101000c.html
鹿児島県阿久根市の竹原信一前市長(52)に対する公選法違反容疑など6件の告発事件について、鹿児島地検は28日、いずれも不起訴処分とした。
08年の市長選告示後にブログ更新した公選法違反容疑など3件を起訴猶予▽専決処分で選任した仙波敏郎前副市長(62)への給与支払いを巡る背任容疑1件を容疑不十分--で、背任容疑2件を「罪にならない」とした。
ブログ更新について地検は「選挙前からあり悪質性は低く、投票2日前に自ら削除している」としたものの「法定外文書の頒布に当たる」と違法性を認定。仙波氏への給与支払いは「専決処分による選任の効力は解釈が分かれ、違法と断定できない」とした。地検の今村智仁次席検事は「証拠に基づいて出した結論」とコメントした。
ブログの更新の問題については、すでに多くの政治家がやってしまってますから、今更これを問題視することのほうがおかしいのですがね。
この記事で大事なところは、太字にした部分です。
仙波さんを副市長に据えたことだけでなく、その他の専決も、基本的に解釈の問題ですから、現在の法律ではこれを違法と断定することはできないのですな。
早い話が、「グレーではあるが合法と見なさざるをえない。」と言うことなわけです。
ところが、出直し市長選では、「違法な専決!」と決め付けたキャンペーンをやっちまったバカな候補者がいたわけですな。
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