2011年7月24日日曜日

指宿市より阿久根市の商店街のほうが注目されたわけ

 阿久根市のシャッターアート事業が行われたのが平成21年度です。


Panoramio - Photos by Art of 清田定男 > City.Akune
http://www.panoramio.com/user/4504663/tags/City.Akune
 d(・・。) 阿久根市のシャッターアート事業やウォールアート事業以外のアートも載ってます。

 私がPanoramioなどで、ネットでその事業の成果を公開したこともありまして、ネット上の口コミで少しづつ広がっていきまして、先のようなページを書いてくれる人が現れた次第です。


@nifty:デイリーポータルZ:日本一のシャッター街・阿久根
http://portal.nifty.com/2010/07/02/a/index.htm


 地方観光がすたれて、指宿市の商店街もシャッター街と化しているのですが、阿久根市ではそのシャッターに絵を描く事で観光客を呼び込もうとしたわけですが、その絵をエアブラシアートのプロの画家が描いたことにより、観光資源として注目されることになったわけですね。

 このデイリーポータルZの記事と、阿久根港のウォールアートの事業が始まったことで、去年の夏はカメラを持った観光客が阿久根市の商店街などを歩き回ることになりました。

 ケツの穴の小さい阿久根市職員労働組合は、そのような実績が出来ても、竹原前市長の実績として認めたくないと言うことで、阿久根市の職員も阿久根市の商工会議所も、積極的にシャッターアートを利用しなかったわけですが、その当時にシャッターアートのマップなどを整備して、商店街をもっと観光客に歩いてもらうような工夫をすれば、阿久根市の観光もまだまだ活性化されたはずなのですがね。

 シャッターアート事業については、1軒あたり4~5万円の単価となりました。

 清田先生も自分が好きな大きな絵が描ければ生活費程度になれば良いと言うことで、いくらでも描きたいと言うことだったので、阿久根市職員労働組合側の妨害が無ければ、まだ多くのシャッターアートが阿久根市に残ることになったはずなのですがね。

 ちなみに商店街の方々の中には「アンチ竹原のスタンスだけど、シャッターアートだけは描いて欲しい。」と言うお店もありまして、別に竹原前市長の支持者のお店だけにシャッターアートが描かれたわけでもありません。

 それでも、依怙地なお店や阿久根市職員労働組合の嫌がらせを恐れるお店もありまして、シャッターアートが歯抜けになってしまったわけです。

 結局は公益と言うものを理解できない方々が、阿久根市のまちづくりの足を引っぱったようなもんです。


 ウォールアート事業の件でも、阿久根市職員労働組合側の様々な妨害工作がありました。

 ウォールアート事業の予算の総額は、阿久根市庁舎の単純塗装(アートが入っている箇所は清田先生の寄贈です。)と、阿久根港のウォールアート、水産振興センター、漁協etcと広大な面積に描いて500万円でした。

 ところが、阿久根市の庁舎だけですでに500万円が支払われたようなデマをまかれ、辻褄が合わなくなるものですから、総額で?千万円とかのデタラメなデマとなっていったのですな。

 デマを信じた阿久根市民のかたが、阿久根港のほうで清田先生と私にその件について尋ねられましたが、あまりにも無礼な質問であったことに自ら気付かれ、平謝りされて帰って行かれました。


 そして、昨年の12月ごろに阿久根市役所のほうで、ウォールアート事業の件について阿久根市職員労働組合側と思われる市民の情報公開請求がなされ、情報公開されたようです。

 おそらく出直し市長選で、竹原前市長の足を引っぱるための材料としたかったのでしょうが、自分たちがまいたデマで首を絞めることになりますから、使いものにならなかったようです。

 そこで、今まで全く問題視されていなかった著作権の問題が使われることになったのですな。


2011-01-01 - 写真で見る阿久根市の現状ー独裁政治の悲劇ー
http://d.hatena.ne.jp/akune_genjo/20110101

 d(・・。) こう言う記事を書いて2chでそれを騒ぎ立て、それを理由にしてTBSが取材にくるような出直し市長選前のバカ騒ぎが始まったわけです。

 ちなみに、このブログ西平よしまさ現阿久根市長を応援するブログでもあったりします。

2011-01-07 - 写真で見る阿久根市の現状ー独裁政治の悲劇ー
http://d.hatena.ne.jp/akune_genjo/20110107

 ちなみに、毎日新聞では似たような名前の竹原前市長を侮辱するための写真集の企画もあったりします。

写真で見る阿久根市政 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/akune/index.html?inb=yt

 お里が知れるとはこのことですかね?


 TBSの取材の後に、テレビ朝日のスパモニのほうの取材もありました。

 スパモニのほうでは、まちづくりのアートが政争の具に利用されたと言うことで、事実に沿った報道をしてくださいました。

 ありがとうございました。当時は本当に助かりました。

 ちなみに、TBSのスタッフも選挙後の西平よしまさ現市長との対談に付き合ってくださったりしてもらえたことも補足しておきます。(ま、その時は西平よしまさ市長がテレビを前にしての対談にびびったのか?すっぽかされちゃったのですけどね。^^;)

 マスコミが騒いだことにより、著作権の所有者のほうから苦情が殺到すると阿久根市職員労働組合側は期待したのかも知れませんが、残念なことにキャラクターの削除の苦情があったのは消防署の壁画のピカチュウ1件だけでした。

 ちなみに、「市民を名乗る苦情の電話やFAXに辟易してのことで...」と、本音も伝えてくださいました。お気遣いありがとうございました。

 その後、著作権の問題に関するクレームは1件も来ていません。

 著作権の所有者の方々も、政争の具に著作権の問題を利用されたことに気付いてらしたのでしょうね。

 基本的に著作権の問題は当事者どうしの問題ですから、それを政争の具に利用して出直し市長選の時にギャーギャー騒ぐことのほうが本来なら問題なわけです。

 竹原前市長の専決の問題についても、グレーでありながらも合法でして、今では「不適切な専決」と西平よしまさ現市長も言葉を改めていますが、選挙中に「違法な専決」とデマを吹聴してまわったことについては、彼は阿久根市民に対して謝罪の一言でもあったのでしょうかね?


 さて、話をアートに戻しますが、阿久根市政の問題と一緒に清田先生のアートも全国的に注目されることになりました。

 阿久根市以外でも数多くのシャッターアートやウォールアートを描かれていますから、今後阿久根市の問題が解決の方向に向かうにつれて、過去のアート作品も注目されていくことになるでしょうね。

 阿久根市のシャッターアートとウォールアートが阿久根市民にとって宝となるか、宝の持ち腐れになるかは阿久根市民のかたがた次第です。

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