2012年1月25日水曜日

「貧すれば鈍する」西平よしまさ現阿久根市長(その4)

「貧すれば鈍する」西平よしまさ現阿久根市長(その3) の続きになります。

 毎日新聞、朝日新聞と、議会で認めた「竹原さんのボーナスカット時の給料の総額からさらに4年間で15%の削減」の公約を誤魔化すのと、西平よしまさ現市長の阿久根市政が健全に運営されているかのように誤魔化す記事が続いたのですが、ダメ押しで相川俊英と言うくだらない記者の記事を出したのが1月19日のことでした。

 Googleニュースにもひっかからない記事だったのですが、Twitterで自治労の工作員みたいな連中と、阿久根市職員労働組合のスポークスマンのように活動している@kodaken氏が、その記事をツィートやリツィートしておりました。


Twitter / @kodaken: 独裁政治で大混乱に陥った阿久根市の“いま” 現市長と ...
https://twitter.com/#!/kodaken/status/159766577175212032
独裁政治で大混乱に陥った阿久根市の“いま” 現市長と関係者が振り返る「竹原劇場」の夢のあと|相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記|ダイヤモンド・オンライン http://diamond.jp/articles/-/15741 @dol_editorsさんから


 相川俊永英と言うくだらない記者は、当方の記憶にも残っておりましたので、すぐにその手の記事と理解しました。

 ちなみに、当初は竹原さんに対して好意的に書いていたAERAに次のような記事を書いて、AERAの信用を失墜させた男です。

「独裁」支える陰謀論 | AERA-net.jp
http://www.aera-net.jp/summary/101008_001972.html

 ちょうど市長リコールの頃でしたんで、それを正当化するようなクズ記事を書いたのが相川俊英と言う記者でした。

 だいたい、陰謀論なんてものはその辺の事情に詳しい者にとっては陰謀論では無いものがほとんどで、不勉強な者を煽るための記事でしか無かったのですがね。

 まぁ、阿久根の将来を考える会の川原慎一や西平良将、阿久根市職員労働組合あたりが嬉々として喜んだことでしょう。

 ちなみに、次の記事が今回の記事です。

独裁政治で大混乱に陥った阿久根市の“いま” 現市長と関係者が振り返る「竹原劇場」の夢のあと|相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記|ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/15741
  「竹原さんがやろうとしたことは、今でも間違っていないと思うが、やり方が荒っぽかった。もっと丁寧なやり方で、合意点を探るべきだったと思う。ただ、ポピュリズムと言われるのは不本意。事実を公開しただけで、(市民の怒りを)煽ったつもりはありません」 
 こう振り返るのは、鹿児島県阿久根市の松元薫久市議。35歳の若手市議で、「官民格差の是正」を掲げ、市職員と反対派議員を徹底攻撃した竹原信一・前市長派(4人)のメンバーだった。 
 現在、議会内に「竹原派」というもの自体がなくなったと語る。そして、新しい市長とは是々非々の関係で、議員間の話し合いもできるように変わったと明かす。

 d(・・。) この辺が、相川俊英の目的だったようで、相川俊英としては改革派議員が霧散したかのように思わせたかったのでしょうね。

 ところが、実際には竹原さんの官民格差の是正の問題は正当なものでありますから、今でも改革派議員はそれを支持されていますし、竹原さんとまったくつきあわなくなったと言うわけでもない。

 Facebookなんかでも、情報交換されてますしね。

 実際には、アンチ竹原と言う結束が崩れてきたのが多数派議員の側でして、職員OB議員とその他の議員では、その議員になった目的が異なりますからギクシャクしてるのはそちらの側でもあるんです。


 恣意的なタイトルと内容のわりには、記事の最後のアンケートの結果は次のようになってます。(25日早朝の状態)

独裁政治で大混乱に陥った阿久根市の“いま”現市長と関係者が振り返る「竹原劇場」の夢のあと
世論調査の投票結果
http://diamond.jp/articles/-/15741/votes

Q.阿久根市の「竹原改革」をどう評価する?
A.
必要だったと思う。71.6%
必要ではなかった。18.8%
どちらとも言えない。9.6%

 はっきり言いましょう。相川俊英って、

ですね。

 「策士策に溺れる」と言うところでしょうか、西平よしまさ現市長の阿久根市政を正当化するどころか、逆に墓穴を掘るような結果になってしまったわけです。

 もっとも、相川俊英と言う記者も、西平よしまさ現市長を擁護しすぎると自分の首を絞めかねませんので、最後には西平よしまさ氏が背負えもしない十字架を背負ったように書いて逃げてます。

阿久根市は生まれ変われるのか?
職員給与の適正化という「重い十字架」
 
 西平市長は、阿久根で展開された一連の竹原劇場を「(竹原氏)支持者が一定数あるのは世の中(地域)が疲弊しているからで、阿久根だけに限ったものではないと思います。(制度の)使い方を間違えると、阿久根のように市民の間に大きな亀裂が生じてしまいます」と、冷静に振り返る。 
 そして、「阿久根が衰退した要因は水産業の低迷にある」と指摘し、地域産業の柱である水産業の再生に力を入れていく決意を明らかにした。水産課を新設する機構改革を実施し、現在、実質的に1名しかいない水産担当者を増員するという。 
 また、市の重点施策として、子育てしやすい環境づくりと職員給与の適正化を挙げた。後者については、「阿久根市が背負った大きな十字架みたいなもの」と語り、人件費総額の15%削減を目指すという。 
 そして、「市職員は、市民から給与に見合った仕事をしていると評価されるように、仕事をしなければいけない」と、厳しい表情で語ったのである。

 官民格差の是正は、どこの市町村の問題でもありますから、「阿久根市が背負った大きな十字架みたいなもの」と言う言葉は不適切ですね。

 はっきり言ってやる気のなさを感じます。

 大見得きって、竹原さんのボーナスカット時の給料の総支給額からさらに4年間で15%の削減と公約し、4年間で30%の職員給与の削減の十字架を背負ったのは自分なのですがね。

 けっきょく背負えない十字架から逃げ出したいばかりに、「人件費総額の15%削減を目指す」などとほざいているわけです。


 水産課をつくって担当職員を増やしたところで、単に職員の数が増えるだけで阿久根市の水産業の振興が望めるはずもない。

 屁のような職員に給料を払うより、魚類選別機を導入して阿久根漁港の水揚げ量を増やしたほうがまだ阿久根市の経済の活性化につながるのですが、竹原さんがそれをやろうとして漁協の関係者も喜んでいたのに、つまんねぇ反対運動をしてそれをつぶしたのは、「阿久根の将来を考える会」や阿久根市職員労働組合の皆様だったと思います。

 結局、な~んにも出来ないで西平よしまさ現市長は任期を終えることになるでしょうね。

 「市職員は、市民から給与に見合った仕事をしていると評価されるように、仕事をしなければいけない」とつぶやいたところで、初登庁の初日に満面の笑みで市職員に迎えられた西平よしまさ現市長ですから、最初から自分たちの飼い犬としか職員も思っていないわけでして、舐められっぱなしの市長のもとで、市職員の意識改革ができるはずもありません。

 まぁ、「阿久根の将来を考える会」が竹原さんのリコール運動までやって据えた西平よしまさ現市長でございますから、西平よしまさ現市長にとってかわりたいアンチ竹原の某議員と協力していただいて、市長リコールでも始めていただきたいところですね。

 そのぐらいのことを「阿久根の将来を考える会」がやるのは当然のことです。

 街を2分するような市長リコールなどをやったわけですからね、多数派議員に竹原さんの不信任案を出すように要求すればしなくても良いようなことを、自分たちで望んで始めたわけですから。

 自分の尻は自分で拭う。それもできないようじゃ、日本全国からの笑いものとなるでしょうね。

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