2013年1月6日日曜日

温泉と薪ボイラーで発電してまちづくり

 最近は脱原発で地熱発電が注目されていることもあり、より低い温度で発電できる装置が開発されているようです。

雲仙の温泉発電に採用 神戸製鋼の小型発電機 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121011/biz12101114380014-n1.htm
2012.10.11 14:35 
 神戸製鋼所は10日、長崎県雲仙市の温泉事業者らが進めている温泉排水を利用する発電実証事業に同社の小型発電機が採用されたと発表した。来年2月の運転開始を目指す。 
 このほど採用が決まったのは、同社が平成23年9月に開発した小型バイナリー発電機「マイクロバイナリーMB70H」(神戸製鋼所提供)。小型バイナリー発電機は、温水などの熱源で75~95度という沸点の低い媒体を加熱し、発生した蒸気でタービンを回して発電するシステム。 
 雲仙市の温泉事業者が共同設立した一般社団法人・小浜温泉エネルギー(雲仙市小浜町)などが実証事業を担当。小浜温泉で日量1万5千トンのうち約7割が利用されないまま海に排出される105度の温泉を活かし、最大出力約60キロワットの発電機3台を稼働させる。
 75℃以上の温度の温泉であれば、湯量が豊富なところなら余った温泉水で発電出来るようですな。

 さつま町の場合は、さほど湯温が高いわけでもないし、そう湯量が豊富なわけでもありませんから、温泉での発電は難しいかも知れませんが、さつま町に豊富な森林資源で発電することも出来ます。


温泉で手軽に発電 神戸製鋼が売り込み - MSN産経west
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/121108/wec12110817560006-n1.htm
2012.11.8 17:54 
 神戸製鋼所は8日、温泉などの熱を利用して発電できる小型のシステムを開発し、国内の温泉地の給湯業者などから計5台受注したことを明らかにした。 
 地熱発電では100度以上の高温の湯が必要となる場合が多いが、同システムは75度以上の湯で発電できるため、地中を深く掘削する必要がなく、設置しやすいメリットがある。 
 長崎県雲仙市の小浜温泉に3台、大分県別府市の別府温泉と兵庫県南あわじ市に各1台、納入する予定。温泉地では各家庭などに給湯される温泉の熱で、南あわじ市では木材チップを燃やした熱で発電する。本年度中に稼働する見通し。 
 同システムは温水などの熱で沸点が低い「冷媒」を暖め、冷媒が膨張するエネルギーでタービンを回転させて発電する仕組み。発電能力は60キロワットで、価格は税別で1台2500万円。

 鶴田ダムの流木の処理は現在はお金を使って処分しているような状況でありますが、それを燃料にしてお湯を沸かし発電するのも良いと思います。

 丸太が燃やせるような薪ボイラーですと、乾燥した流木をチェーンソーで切って放り込むだけでそう手間はかかりません。


ご参考:
ウッドボイラー・薪ボイラー・焼却炉の製造販売 | エーテーオー株式会社
http://www.ato-nagoya.com/index.html

 鶴田ダム周辺の森林を整備して、そこから出てくる間伐材などを燃料として使用するのも良いかと思います。

 燃えさえすればかまわないわけですから、雑木でも建築廃材でも、なんでも良いわけです。

 鶴田ダムの流木処理場のそばにプラントを建設すれば、送変電施設はダムの水力発電所のものを利用することも可能かと思います。

 お湯が余るようなら、鶴田ダムを観ながらの露天風呂ってのもよろしいんじゃありませんかね?


 バイオマスを効率良く発電に使えるなら、さつま町のような田舎はエネルギーの宝庫なんです。

 「脱原発」でまちづくり。
 脱原発でバイオマスを活用すれば、地方の農林業の活性化にもつながります。

関連記事:
温泉など低熱源での発電をKOBELCOが応援します | KOBELCO 神戸製鋼
http://www.kobelco.co.jp/pr/1187013.html


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