2012年3月19日月曜日

「働かんで金だけくれ」の日銀・財務省

東京円、78円台半ば 3カ月半ぶり安値 - MSN産経ニュース(2.15)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120215/fnc12021510350008-n1.htm

東京円、79円台後半 小幅続落で取引開始 - MSN産経ニュース(2.22)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120222/fnc12022209260005-n1.htm

東京円、80円台後半 - MSN産経ニュース(3. 7)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120307/fnc12030709300004-n1.htm

東京円、83円台に続落 米追加緩和観測の後退で - MSN産経ニュース(3.14)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120222/fnc12022209260005-n1.htm

東京円、11カ月ぶり円安水準 - MSN産経ニュース(3.15)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120315/fnc12031510090002-n1.htm
 と言う感じで2月15日ごろから円安傾向に動いているのでありますが、これにはきちんと理由があります。

年末にはドル90円が視野に、長期円高を終焉させたパラダイムシフト
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34728
日銀の意表を突く金融緩和政策 
 第3のパラダイム変化は、2月14日の日銀による意表を突く金融緩和「資産買い入れ増額とインフレ目処(ゴール)の表明」、が引き金となった可能性が強い。 
 FRBと同様のインフレのゴール(日本語では「目処」)を明示したことにより、日銀は達成責任を負うことになる。

 今までインフレ政策を示さなかった日銀が、FRBに追従する動きを示しただけで円高から円安に転じてしまったわけです。

 デフレに対してはインフレ政策が定石なのですが、日銀は次のような姿勢でずっとインフレ政策をとろうとしなかったのですな。
インフレは金融政策で制御できるというFRBのスタンスに対して、日銀は「デフレの根本原因は需給ギャップにあり、金融政策だけではデフレは克服できない」との従来の主張を、今も頑なに順守しているからである。
 要は、な~んにもしていなかったと言うことですな。

リスク回避一辺倒だった日本金融市場パターンが変化 
 それにしても、なぜ日銀は従来の姿勢を急転換させたのか。 
 第1に「怒号の日銀批判」に耐えられなかったことが挙げられる。 
 サムスンが史上最高利益を謳歌する中で日本はパナソニック、ソニー、シャープが軒並み巨額の赤字を計上したが、その原因としてリーマン・ショック以降50%もの対ウォン円高がビジネスの耐力の限界を超えていると考えられていることがある。こうした産業被害の発生により、日銀は最善を尽くしているのかとの非難を無視できなくなっている。 
 第2に米国での量的金融緩和政策がデフレ阻止、株高、経済心理の改善と成功していることにより、日銀は「変節」するより他なかったと言える。日銀は新たな世界経済と金融の現実から学びつつあるとも言える。 
 加えて円の需給が大きく変化している。2011年、日本の貿易収支が31年ぶりで赤字転落、経常収支黒字幅が10兆円を割り込んだのに対して、対外直接投資が急増している。また、欧州危機に際しての日本の金融機関による資産取得が活発化し、2012年はそれぞれ10兆円に迫る資金流出が予想される。 
 さらにギリシャ危機に触発された日本国債暴落論が蔓延している。国債に著しくウェイトを置いた日本の保険、年金、投信などの巨大ファンドは、ひとたびデフレ終焉、金利上昇の可能性が見えてくれば、よりハイリターンの株式、海外資産、不動産等への資金配分を強めざるを得ず、ポートフォリオ投資の対外流出も加速していくだろう。 
 「円高=デフレ=日本国債バブル(超低長期金利)」によって特徴づけられた2008年以降のリスク回避一辺倒の日本金融市場パターンは根底的に変化せざるを得ない。円は超長期の上昇が終わった可能性が強い、と思われる。

 何ゆえに、日銀や財務省の官僚がきちんと金融政策が出来なかったかは、基本的にデフレで得をするような立場にあったからとも考えられます。

 デフレは借り手、リスクテイカーを懲罰し、資本主義の精神、アニマルスピリットを萎えさせる。また、デフレは生産性格差上昇率格差をインフレで埋めることを困難にし、低生産性、内需セクターの停滞と賃金下落を引き起こす。つまり、所得配分を歪め、格差を拡大させる。 
 さらにデフレスライドの支給減が行われないために、年金受給者、公務員など非ビジネスセクターの相対所得を引き上げ、不公平を拡大する。
 日銀や公務員の給料も、デフレの時は一般市民と同じように苦しくなるような仕組みであれば、彼らにとっても自分たちの問題でありますから、積極的な金融政策をとったでしょうね。

 公務員による公務員のための人事院が決める給料じゃ、世の中が不景気であっても公務員にとっては他人事だったわけで、きちんと経済の実態に見合って増減するような仕組みにするべきなのですね。

 日銀の政策の失敗につきましては、竹原さんがTwitterでフォローしてる高橋洋一教授が批判されてますので、そちらを読まれればよろしいかと。

「人身御供」白川日銀哀れ:FACTA online
http://facta.co.jp/article/201204042.html

渋々追随した物価の「目途」が効いてしまった。ひたすら責任回避だが、増税とのバーターに日銀法改正も出て真っ青。 
 はっきり言えば、白川方明日銀総裁、あなたの負けだ。本誌の批判にむきになって耳を塞いできたが、とうとう2月14日、「中長期的な物価安定の目途」を当面「1%」としたうえ、資産買い入れ基金の10兆円増額を発表した。とたんに円・ドル相場は円安に振れ、好感した株式市場も急上昇している。本誌が主張してきた「物価目標」(インフレターゲティング。略称インタゲだが、今回のは「イン“目途”か)と金融緩和をほんの少しやった程度で、これだけの効果が出た。なぜ、もっと早くやらなかったのかと言いたい。 
 グズの日銀が動いたきっかけは、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標導入だ。米国に比べたら腰が引けている。ベン・バーナンキ議長は、リーマン・ショックで世界大恐慌に陥るかもしれなかった危機を大胆な金融緩和で乗り切り、最近の米国経済は上向きになっている。その実績をひっさげ、議会 ………

 民主党が消費税関連法案に具体的な数値目標を入れることを嫌がっているのは、財務省や日銀が経済成長についての責任をとりたくないだけの話だったりします。

 早い話が、タイトルの通りに「働かんで金だけくれ」の公務員。

 その辺を高橋教授が見抜いていらっしゃいまして、次のような記事があります。

消費税を社会保障目的税とする財務省と民主党は「世界の非常識」。名目3%、実質2%の「弾力条項」で財務省・日銀の尻を叩け! | 高橋洋一「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32083

 「働かざる者食うべからず。」

 公務員があたり前のことを当たり前のようにやるような仕組みづくりが大事なのかも知れませんね。


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2012年3月17日土曜日

特報!第2弾 有害なPCBも分解! 強力な磁気の応用で膨らむ期待 GAIA BLACK HOLEの威力

特報 放射性セシウムが消えた!? GAIA BLACK HOLE有機物分解システムの威力 福島県飯舘村の実験報告書 の続きになります。

 稲毛新聞のほうで続報がありましたので紹介いたします。


特報!第2弾 有害なPCBも分解!
強力な磁気の応用で膨らむ期待
http://www.chiba-shinbun.co.jp/1203_01.html#001
 GAIA BLACK HOLEの威力 
 先月号の「放射性セシウムが消えた!?」の特集記事に様々な反響が寄せられた。 
 ある磁石研究専門学者からは「消える可能性は充分ありうる。これしか方法がないかも知れない。追跡記事を期待する」という意見。 
 また、産業廃棄物処理に関っている社長からは「ゴミの減量に効果があるなら是非、山本社長を紹介していただきたい」 
 さらに、某大学の准教授からは「放射性セシウムが本当に消えたかどうか、近々現場を確認したい」。 
 また「どうして政治家や政府・東電関係者が活用しないのか」「大手マスメディアが取り上げないのはどうしてか」など、さまざまであった。 
 そこで今回は、第二弾として始末の悪い有害物資PCBもガイア・ブラック・ホール処理で消滅したという実験報告書を入手したので、その概要を紹介する。【佐藤正成・記】
PCBとおがくずを投入

埼玉県環境検査研究会が実験報告 
 PCBとはポリ塩化ビフェニル(Poly Chlorinated Biphenyl)の略称で、毒性が極めて強くダイオキシン類と同様に、人間にとっては極めてやっかいな物質の一つとされている。 
 PCBは溶けにくく沸点が高いので、熱で分解しない不燃性で、電気絶縁性が高いことから電気機器の絶縁油、熱交換器の熱媒体、ノンカーボン紙などに多く利用されてきた。 
 記憶にある方も多いと思われるが、昭和43年頃、カネミ油症事件が発生した。この事件は、米ぬか油(ライスオイル)中に、脱臭工程の熱媒体として用いられたPCBが混入していたことが原因で、当時の中毒患者数は約1万3千名に上った。 症状としては目やに、爪や口腔粘膜の色素沈着などから始まり、座瘡様皮疹(塩素ニキビ)、爪の変形、まぶたや関節の腫れなどの症状が現れる人体にとっては有害な物質である。このため政府は平成13年に「ポリ塩化ビフェニル廃棄物(PCB)の適正な処理の特別措置法」を施行、製造や使用を厳しく制限した。  
 ところが、PCBの分解処理は難しく、処理施設に莫大な予算を投入したが、電気代など処理コストが高く、ほとんど処理されないまま、保管されているという。また、世界各国にも大量のPCBが貯蔵・放置されて環境汚染が問題になっている。例えば、ロシアでは海底に沈めたPCBドラム缶から漏れ出し、漁業に被害を与えるのではと心配されている。また、米軍基地などでも処理に困っているという。 
 このような実態を憂えたガイア環境研究所(山本将市代表)では、平成20年4月に栃木県小山市で「ガイア・ブラック・ホール」でPCBの分解処理実験を実施した。 
 以下は埼玉県環境検査研究会が実験結果をまとめた報告書である。 
 実験は平成20年4月16日(水)午後1時過ぎに開始した。「ガイア・ブラック・ホール」内に従前の廃棄物2立方メートル混入。これにおがくず0・02立方メートルとポリ塩化ビフェニル(PCB)500CCを投入。実験開始から3時間後に1立方メートルに減量されたことを確認し、さらに1・5立方メートルの廃棄物を投入した。 
 同4月18日(金)午後4時に内部を観察するとPCBを含んだ廃棄物は投入時の三百分の一の灰に変化していた。 
 翌4月19日(土)午後4時に内部を確認するとほとんど廃棄物は消滅していたので、さらに2立方メートルの廃棄物を投入した。4月20日(日)午後3時の次点で投入物はほぼ炭化物となり、「ガイア・ブラック・ホール」からは残りの灰0・4立方メートルを取り出した。一週間後の27日午後3時の検査では内部装置からPCBに該当する残渣物は一切確認されなかった。 
 このように「ガイア・ブラック・ホール」装置はPCBから放射性セシウムまであらゆる有機物が分解消滅することが証明された。 
大学と共同研究
 「ガイア・ブラック・ホール」を開発した山本将市社長は「当社の製品はすでにロシア、中国、ベトナムで実際に利用され成果を挙げている。先日も某理科系大学の教授が訪れ、共同研究する話も進んでいる。セシウムやPCB、その他のごみ処理は世界でこの装置で解決するしか方法はない」と語った。
 既存のごみ焼却施設には多額の税金がつかわれていますが、ガイアブラックホールのような機能はありません。

 燃料をバカ食いするだけでなく、維持費も高くつくのですが、無駄に税金を使うほど公務員と業者がおいしい思いが出来ると言うのもありまして、ガイアブラックホールのような発明は黙殺されることになります。 


 ろくに科学的知識も無いくせに、ガイアブラックホールのような発明を否定する人たちは利権に手を貸しているようなものですな。


 ちなみに、今でこそ日産自動車のリーフなどがもてはやされておりますが、1991年には実用的な電気自動車がモーターショーにも出展されたのですが、ほとんど黙殺されたような状態でした。

IZA - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/IZA 
 マスコミなんてそんなもんで、金になんなきゃ報道しないし、金を出すところが嫌がるような情報も報道しないもんです。

 さて、ちと話がそれますが、こんな事件があったようです。

横浜市は横浜港に1日に100万ベクレルのセシウムを垂れ流している!! : とある原発の溶融貫通(メルトスルー)
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/5961737.html

 今のところ、マスコミの報道は無いようですが、元記事が横浜市の市議会議員の記事であるため、今後問題視されることになるかも知れませんね。

 【放射性セシウム、南本牧処分場から横浜港へダダ漏れ】 - 井上さくらのトキタマ日記
http://d.hatena.ne.jp/sakuraline/20120306/1331044619

 横浜市が放射能汚泥を溜め込んだ処分場の排水を処理するのに、ゼオライトを使用し始めたのは評価できることでありますが、あまりにも放射能の量が多く、ゼオライトが放射能を吸着すれば放射性廃棄物として管理する必要が生じるため、ゼオライトの浄化槽を通さずに処分場の排水を海に捨てていたと言う話です。

  早い話が、「きちんと放射能を処理してますから安全ですよ!」と言いながら、海に垂れ流しにしていたと言うことです。

 ゼオライトを早めに交換するか、きちんと放射性廃棄物として処理すれば良いものを、自分たちの判断で職員(公務員)がたれ流し、予算的に苦しいかと言えばそうではなく、新たに放射能対策として堤防を築くような話で、ようは利権のためにゼオライトを買うのを惜しんでいるようなものですね。
 (ノ_-;)ハア…


 ガイアブラックホールをこの施設に導入すれば、放射能を吸着したゼオライトの処理も出来たと思うのですが、目先の損得しか考えられないような連中には、そう言うことを発想することも不可能でしょうけどね。

 「公務員を見たらドロボーと思え」から「公務員を見たらキチガイと思え」と言う認識に改めなければならないような事件でありました。

 科学的常識も人間としての常識も、公務員と言う利権集団に属すると人間は失ってしまうのかも知れませんね。


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2012年3月13日火曜日

蠢くゼネコン、復興バブルの足音

東日本大震災:がれき受け入れ 出水市長「検討」表明 /鹿児島 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20120309ddlk46040578000c.html
 出水市の渋谷俊彦市長は8日の市議会一般質問で、東日本大震災被災地の岩手、宮城両県の災害廃棄物受け入れについて問われ、受け入れを検討する姿勢を示した。 
 同市は阿久根市、長島町とともに北薩広域行政事務組合(理事長=渋谷市長)を構成し、ごみを処理している。渋谷市長は「安全な震災がれきの処理は、全国各地で分かち合うことが求められている。安全性が確実に保障され、市民らの十分な理解が得られた場合は、検討しなければならない」と答弁。県や2市町と協議する考えを示した。【宝満志郎】
 上は3月9日の記事、2月3日はそれが予想されるような記事が出ています。

 出水市と県産業廃棄物協会 災害時応援協定結ぶ / 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/285335
 鹿児島県出水市と県産業廃棄物協会(三谷純夫会長)は2日、地震や台風などの災害時の廃棄物処理に関する応援協定を締結した。県内の市町村が同協会と個別に結ぶのは初めて。 
 協定は、災害でがれきなどの産業廃棄物が大量に発生した場合、協会が運搬や処理で全面的に協力するという内容。 
 市役所で調印式があり=写真、渋谷俊彦市長と三谷会長が協定書に調印した。渋谷市長は「出水市では過去に水害など、大きな災害があった。迅速な対応で市民の安心安全を守りたい」と話した。

 出水市の渋谷市長は、「安全な震災がれきの処理は、全国各地で分かち合うことが求められている。」とのたまわれますが、本当ですかね?


朝日新聞デジタル:復興に向けて 首長に聞く -マイタウン岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001202290001
 現場からは納得できないことが多々ある。がれき処理もそうだ。あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。 
 もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。
 常識で考えて全国に運び出す輸送コストを考えてみれば、とてつもなく無駄な話なのですよね。

 「絆」と言う言葉を弄んでいるだけのことで、ガレキ処理に便乗して税金を貪りたいだけの話なんです。

 本当に「絆」を口にするのであれば、輸送コストは受け入れ自治体の負担でやるべきだと思いますけどね。


 民主党や自民党など土建屋さんを票田とする政治家が、土建屋票目当てに税金をバラ撒きたいだけの話なんです。

 民主党も自民党も選挙対策と言う点では事情が一致してるのかも知れませんね。


 おかげで、こんなニュースも報じられています。

蠢くゼネコン、復興バブルの足音(1)
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/fc06f319c006997efe6f0bf6201d2c5b/
 宮城県仙台市国分町。東北地方随一の歓楽街は今、バブル時代と一見、見間違うかのような、好景気に沸いている。 
 「6月から新車の販売が動き出した。多かったのは、土建屋、コンクリ屋、ゼネコンの下請け。7~8月にはこれら中小企業のオーナーが買い始めている。東日本大震災の復興需要で仕事が入り、ずいぶんカネ回りがいい。節税対策も兼ねているようだ」。仙台市内にある自動車ディーラーの支店長は熱く語る。
蠢くゼネコン、復興バブルの足音(2)
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/fc06f319c006997efe6f0bf6201d2c5b/page/2/

蠢くゼネコン、復興バブルの足音(3)
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/fc06f319c006997efe6f0bf6201d2c5b/page/3/

蠢くゼネコン、復興バブルの足音(4)
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/fc06f319c006997efe6f0bf6201d2c5b/page/4/

 引用した部分から面白そうだと思われたら続けて読んでいただきたいと思います。

 こちらのブログの記事もよくまとめてあります。

日々妄想。日々迷想。: 震災と瓦礫と広域処理。その隠されていた事実
http://mousou-meisou.blogspot.com/2012/03/blog-post.html


 阿久根市・出水市・長島町の共有するごみ焼却施設は、更新の時期が来てるのもありますから、県や国からの裏取引があるのかも知れませんね。

 長島町がどう出るかわかりませんが、おそらく阿久根市の西平よしまさ現市長もがれきの受け入れを表明するかも知れませんね。

 基本的に県や国から金をもらうことしか考えられないような人物でございますから。


 ガレキを税金を使って全国に輸送して、全国に助成金をばらまいてガレキを燃やしたところで、何も産したわけではありません。

 政府紙幣ではなく国債を使っての事業となりますから、次の世代に借金を押し付けるようなものですね。

 政府紙幣でもただバラ撒けば経済効果は期待できないのに、国債でそれをやったらどうなるものでしょうかね?

 目先の損得でしか物事を考えられないような人間が政治家や公務員じゃ困るのですがね。


 ガレキを処理するのに非常に面白いことを考えた人がいます。

宮脇 昭「いのちを守る300キロの森づくり」
震災復興ガレキの山は貴重な地球資源
津波から生命と財産を守る切り札
ヘドロも木にとっては貴重な栄養分
 
(財)地球環境戦略研究機関 国際生態学センター 宮脇 昭(みやわきあきら)氏による、震災によって出た大量のガレキを再利用し、土地本来の本物の森による防潮林(防潮堤)の提案VTRです。
関連記事:
防潮林 | ツナガルJAPANプロジェクト
http://www.tunagaru-japan.net/bochorin.html


 ガレキをただ燃やすだけでなく、資材として活用し防潮堤を築く事業です。

 無駄な輸送コストをかけるぐらいなら、全国の土建屋さんが東北に集い、一気に築いてしまえば良いのではありませんかね。


 政府紙幣にしても国債にしても皆のお金です。

 皆が納得できる使いかたをすべきだと私は思います。


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川内原発の再稼動を「必要」と答えた西平よしまさ現阿久根市長

川内原発50キロ圏首長、再稼働で本社アンケート | 鹿児島のニュース | 373news.com
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=39000

 福島第1原発事故1年を前に、南日本新聞が九州電力川内原発(薩摩川内市)から50キロ圏の、鹿児島、熊本両県の18市町の首長と両県知事の計20人に実施したアンケートで、55%の11自治体が、国の再稼働判断には立地自治体の鹿児島県と同市の同意だけでは不十分、と考えていることが分かった。福島の事故では放射性物質が広範囲に拡散。「重大な事故は起こり得ない」とされていた事故前と違い、被害が及ぶ可能性を周辺自治体が懸念している現状が浮き彫りになった。 
 野田佳彦首相は原発再稼働について、安全評価などを経て、地元の理解を含め、政治が最終的に判断をするとしている。国は何をもって地元の理解とするのかを明確にしていない。 
 「不十分」とした11自治体のうち、国が現行10キロから30キロ圏に拡大方針を示している新たな原子力防災対策重点地域に入るのは6市町。出水市は「周辺市町村の同意が必要」、さつま町は「周辺市町村にも求めるべき」。いちき串木野市、日置市、姶良市、長島町も重点地域などの意向を問うよう求めた。
 阿久根市の意見が紹介されていないから、ダンマリでも決め込んだと思っていたのですが、紙面のほうには阿久根市の西平よしまさ現市長の回答も書いてありました。
阿久根市と熊本県は、国の説明を条件に、それぞれ「手続きに従って判断してもらえればよい」「政治レベルの判断が行われるとした。
 まぁ、自分の責任では何も言いたくないと言う西平よしまさ現市長らしい回答でございます。

 ゆえに、何も言ってないに等しいのですが、川内原発の再稼動については必要性を感じていらっしゃるようです。
  再稼動の必要性を尋ねた設問で「必要」としたのは、阿久根市、伊佐市など7市長。電力確保の必要性や経済への影響を指摘する意見が目立った。
  阿久根市が最初に出てきたのはアイウエオ順と言うことでしょうが、おそらく薩摩川内市などの名前を伏せたいと言うところでしょうかね。

 まぁ原発交付金をあてにしているような自治体と認識されることで、西平よしまさ現市長が必要と答えたことは、阿久根市がその程度の役所と言うことで恥をさらしてしまうことになりました。

 ある程度常識のある首長の方々は次のように回答されたようです。
「どちらとも言えない」は12自治体。条件付賛成のほか、安全性への不信やエネルギー政策転換要望など多岐にわたり、「代替エネルギーで賄えれば不要」(長島町、南九州市)との意見もあった。
 川内原発の原子炉は福島原発より安全なものではあるでしょうが、基本的に暴走したら爆発する性質の原子炉であると言うことは最近では多くの市民が知っていることですから、役所・役場としては原発交付金がのどから手が出るぐらいに欲しくても、市民の意見を考慮するなら上のような回答になると思うのですがね。

 まぁ、県や国などに媚を売ると言う低レベルな政治的かけひきしかできない首長では、再稼動を「必要」と県や国の方針に沿うような回答しかできないわけで、役所・役場にもその程度の人材しかいないと言うことでしょうね。
 (ノ_-;)ハア…

 阿久根市の場合は漁業補償などの問題もあるわけですから、基本的に再稼動に反対の姿勢をとっておいたほうが、より得るものがあると思うのですがね。

 市民を納得させるには不十分だと補償金や交付金をつりあげたほうが、まだ賢いやり方だと思います。

 最初から媚びうってりゃそれ以上のものを引き出せるはずがありませんし、交渉が上手くいかなくても、市民の矛先が向かうのは県や国になりますしね。
 (^_^;)


 そう言う姿勢であれば、次のようなHUNTERのニュースは阿久根市にとっては追い風みたいなものなのですが、阿久根市の職員組合や鹿児島県政記者クラブ(青潮会)に市長にならせてもらったような西平よしまさ現市長には使いこなすことは無理ですね。

 西平よしまさ現市長が市長であり続ける限りは、阿久根市は国や県におすがりするしか能が無いと言うことで、阿久根市民にとっては大きな損失だと思います。

原発 放射能たれ流しの証明
http://hunter-investigate.jp/news/2012/03/112-54.html

原発「温排水」 知られざる脅威
川内原発では九電のインチキが露呈
http://hunter-investigate.jp/news/2012/03/post-179.html

 こう言う問題を追求していくことで、もっとも川内原発の環境破壊の影響を受けていると思われる阿久根市は漁業補償もより多く引き出せると思うのですがね。

 まぁ、伊藤知事に媚を売るような西平よしまさ現市長では無理な話でございますかね。

居直った伊藤県政と九電
 こうした事態に九電の社長以下が平謝りをし、知事が九電社長を呼んで叱り飛ばす図を想定していや向原氏だったが、ことは意外な方向に進んだ。
 
 なんと九電は、『県の海域モニタリング技術委員会で確認されているから問題ない』と居直り、一方の県も『九電から塩分や深度の違う温度データを取り寄せて検討したが、総合的に判断して、温排水の影響範囲としては問題ない』と九電擁護に走ったというのである。
 
 伊藤県政と九電の蜜月を示す分かりやすい隠蔽のケースだが、原発をめぐる向原氏らの戦いは法廷へと持ち込まれ、現在も係争中である。
 
 原発は事故が起きるまで安全ということではない。事故が起きなくても、四六時中放射能をたれ流しているという現実を踏まえたうえで、原発の是非を論じるべきなのである。まともな神経なら、答えはひとつしかないと思うが・・・。


 電力の確保のために原子力が必要と考えても、危険な原子炉を再稼動するより、安全な原子炉に更新することを国や県に求めたほうが、誰が考えても合理的です。

 安全であると言うことで原発交付金は減ることになるでしょうが、もともと危険であることを誤魔化すためのお金で不要なお金です。

 トリウム溶融塩炉など安全な原子炉に更新すれば、川内原発の既存の送変電設備も流用できますし、3号機増設の凍結で沈滞している北薩の経済も活性化することになると思うのですけどね。

薩摩川内市にトリウム溶融塩炉の建設はどうだろう
http://satsumatips.blogspot.com/2012/03/blog-post_08.html

 何にも勉強しないで、原発交付金目当てに川内原発の再稼動を必要と考えるような首長や自治体の職員は、はっきり言ってバカとしか言いようが無いですね。


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阿久根が変わると北薩が変わり鹿児島県も変わり、日本も変わります。

2012年3月8日木曜日

薩摩川内市にトリウム溶融塩炉の建設はどうだろう


 福島原発の事故により、トリウム溶融塩炉と言うものが注目されつつあります。

さよならウラン、こんにちはトリウム:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110405/219323/?rt=nocnt
 津波が福島ウラン原子力発電所を襲い、原子力に対する国民の信頼を失うことになる数週間前のこと。中国はトリウムをベースとする原子力発電の技術開発に乗り出したことを公式発表した。このことは、あまり注目を浴びることなく見過ごされた。 
 中国科学院は、「トリウム溶融塩炉システムを選択した」と述べている。 
 この、液体燃料のアイデアは、もともと1960年代に米国のオークリッジ・国立研究所の物理学者たちによって切り開かれた。しかし、米国は持っていたボールを落としてしまったのである。 
 中国の科学者たちは有害廃棄物がウランより1000分の1以下になり、トリウム溶融塩炉は、本質的に悲惨な事故を起こしにくいシステムなのだ。
(Ambrose Evans-Pritchard)
 福島原発事故は、結果的に原子力産業に再度“足かせをはめる”契機となりそうだ。 
 日本に設置されている固形燃料ウラン原子炉は時代遅れの技術であり、より安全でかつコストの安い、全く異なった種類の核エネルギーによって置き換えられ、次第に消えていくだろうといった議論がここ数年の間に始まっていた。それが、トリウム液体燃料原子炉である。 
 トリウムは連続的にウラン233を作ることによってトリウム自身の燃料を生み出し(=増殖させ)、同じ量の燃料からウランの約90倍のエネルギーを生み出すことができる。ウラン233の核分裂反応によってプルトニウムその他核兵器製造原料を発生することがない。トリウム溶融塩炉方式では、燃料が最初から溶融しているのだから、燃料棒のメルト・ダウンということはあり得ない。そして、核反応は冷却に従って減速される。 
 新しい技術は、常に完成するまでに成熟したライバル技術と格闘することになる。しかし、トリウムのライバルであるウランはすでにコスト面で沈没した。 
 最初の鉄道ができた時、コストあるいは信頼性で運河と競争できなかった。今こそ、トリウムのポテンシャルを見いだすことを始める時だ。
(by Matt Ridley)

 トリウム溶融塩炉の実証試験は米国で1960年代にされています。

 それが日の目を見なかったのは、トリウム溶融塩炉では原爆に必要なプルトニウムが生産できないと言う事情がありまして、戦争をビジネスと考える米国政府にとっては価値の無いものに見えたのでしょうな。

 もちろん米国の核の傘の下にいる日本も、このトリウム溶融塩炉を使うわけにも行きませんから、この辺の情報は表に出されることはなかったのでしょう。

 もっとも、最近では自称保守のかたがたが「日本も核兵器の保有を!」と口にしておりますから、日本においても核兵器の保有のためにトリウム溶融塩炉の情報が隠されていたのかも知れませんけどね。


 私は、核兵器の保有を口にする自称保守の連中が大嫌いです。

 明らかに国際法違反の核兵器を保有することを、日本の英霊が許すとは思えませんからね。

 国際法を律儀に守って闘っていたのが、日本の英霊でもあります。(もっとも、米国などの戦勝国の歴史観でそれが歪められて教育されてますから、誤解してる者も多いですけどね。)

 米国に媚を売らない姿勢の政治が行われていれば、日本では早くからこのトリウム溶融塩炉が現在の危険な原子炉の代わりに建設されていたかも知れませんが、残念ながら過去は教訓としてしか活かすことはできません。


 日本に溜まるプルトニウムを消化してくれるトリウム原子炉
 軽水炉と太陽光の弱点補うトリウム原子炉(1)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1507

 トリウムはそれだけでは燃料にはならないのですが、現在の原子炉でつくられた産業廃棄物のようなプルトニウムを着火剤みたいに利用すれば、燃料として使えるようになりますので、プルトニウムの処分が出来ます。

 そしてトリウム自体も産業廃棄物のようなもので、電気自動車に使われるレアアースのついでに採掘されますんで、これほど都合の良いものはありません。
電気自動車等の材料になるレアアースの副産物として産出されるトリウムが、再び脚光を浴びている。 安全性が高く発電出力を調整できるトリウム原子炉(溶融塩炉)を 実用化することができれば、軽水炉や自然エネルギー発電の補完にもなる。

トリウム溶融塩炉 安全、安価で小型
軽水炉と太陽光の弱点補うトリウム原子炉(2)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1509

 現在の原子炉と違って、電力の需要に応じた負荷追従運転ができますので、風力や太陽光などの自然エネルギーのバックアップにも使えます。

 基本的に安全で小型化できますから、原発交付金みたいな無駄なお金も不要で、必要なところに分散して建設できます。

 現在の原子力発電は、原発交付金や使用済燃料の処分のコストなどを考慮しますと、とんでもないほどに経済効率の悪いものなのですが、トリウム溶融塩炉はそう言う無駄なコストを削減できるだけでなく、使用済核燃を安全に処分することにも使えるのですな。


 さて、タイトルの話になります。

 薩摩川内市は3号機増設を見込んで、さまざまな投資が行われてきましたが、福島原発の爆発の事故によりそれは凍結されましたし、1・2号機の再稼動もできない状態です。

 原発を稼動させてこその原発交付金でありますから、その原発交付金も大いに削減されますし、九州電力も原発がただのお荷物になってしまいましたので、施設の維持・改修の仕事の予算も削減されることになってます。


 とは言うものの、3号機の増設や1・2号機の再稼動は世論がそれを許すはずがありません。

 ゆえに、その1・2号機と3号機の代わりに、トリウム溶融塩炉の建設を九州電力や国や県に要望することを求めてはどうかと思うのですな。

 思いっきり、原発利権に喧嘩を売ることになりますが、薩摩川内市民や全国の支持を得られると思いますから、私は可能だと思います。

 東芝や日立だって、トリウム溶融塩炉の建設は仕事になるわけですから、反対する理由は無いでしょうね。「政治が悪かった。」ですませ関係者を処分すれば良いだけの話です。

 困るのは、原発利権で美味いメシ食ってた政治家と官僚と学者ぐらいのものです。


 川内原発の3号機の予定地にトリウム溶融塩炉を建設しますと、既存の送変電設備が使えますから、無駄が無いのですね。

 1・2号機を廃炉にしようにも、電気を売って稼がなければ九電も電気代に上乗せするしか無いわけですが、トリウム溶融塩炉を建設すれば、1・2号機の廃炉にも役立つわけです。

 既存のタービンや発電機を流用できれば、さらに無駄が無いわけですね。



 県や国に媚をうったところで、原発利権を延命させるだけのことで、薩摩川内市の経済の活性化にはつながらないと思います。

 原発交付金なんて無駄なお金にたかり続けるか、沈みつつある薩摩川内市の経済活性化のためにトリウム溶融塩炉の建設を九州電力や国や県に求めるか、薩摩川内市の腕の見せ所だと思います。


  ただし、川内原発の1・2号機の温排水の排出量は、川内川の流量に匹敵すると言われるぐらいに環境破壊の原因となっていますので、今後はきちんとそう言う問題を考慮しつつ進めることが大事でしょうね。

 基本的に安全で小型化できますから、需要家のそばに建設することも出来るわけですからね。

 自分の街だけとか狭い了見で考えていたら、全国の支持は得られないでしょうね。


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2012年3月3日土曜日

北清の産廃場申請、環境省命令も無視 鹿児島県伊藤知事(元総務省官僚)

 西平よしまさ現阿久根市長がわざわざ副市長を貰い受けにいったところが伊藤知事です。(その副市長が市民のために何の役に立っているかは全く不明です。)

 伊藤知事の鹿児島県政下では様々な不正が行われていたのですが、鹿児島県政記者クラブ(青潮会)があまり報じていなかったので知れらていなかったのですが、やっと報道されることになりした。

北清の産廃場申請、環境省命令も無視 鹿児島県伊藤知事(元総務省官僚) | JC-NET(ジェイシーネット)
http://n-seikei.jp/2012/02/post-6823.html
平成16年7月総務省ド官僚から鹿児島県知事になった伊藤知事も、阿久根の竹原市長問題では、総務省出身だけあって歯切れがよかった印象もあったが、今では田舎特有のジュグジュグヌルヌルに浸たりきり段々場末の県知事になりつつあるようである。 
鹿児島県は、小林市の廃棄物処理業者「九州北清」が、鹿児島県姶良郡湧水町恒次で計画している産業廃棄物管理型最終処分場開発申請に対し、許認可の結論を先送りしたままにしている。 
当開発計画は、北清側が、事前に地元や県担当者らとの調整を終え、平成22年3月に鹿児島県に対して開発申請、担当者らからは「問題ない」とされていたという。
それでもなかなか正式な認可の通知がないことから、北清側は、何度となく鹿児島県側に、許認可の動向を問い合わせした。しかし、「検討中」として結論を先送りさせたままとなっていた。
全国の常識が通用しない鹿児島県に対して、北清側は痺れを切らし、昨年5月には環境省に対して審査請求を起こした。これに対し、体面を重んじる伊藤鹿児島県は、環境省に対して審査の却下を申し立てたが、環境省から相手にされなかった。 
鹿児島県としては、環境省が結論を出すまでに、何らか結論を出せば済むものの、体面だけを重んじるお国柄、逆上してか放置したままとしていた。 
環境省は、本年1月30日、正式に鹿児島県に対して「県の不作為は違法であり、速やかに処理せよ」と命じた。(環境省の動きに櫻島も怒り、1月には過去最高の爆発数で応えた) 
それでも鹿児島県の伊藤知事は、当該の申請に対して、阿久根の竹原(元)市長のように違法状態を続け、環境省の命令に反応せず、命令から2週間以上たっても北清側に何ら連絡もせず放置している。鹿児島県は治外法権国家なのだろうか? 
環境省の命令に反応を示さない鹿児島県に対して北清側は2月17日、鹿児島市内の城山観光ホテルで記者会見を開催した。 
その席上で北清側は「鹿児島県は(環境省の)命令に従って、早く許可の判断をしてほしい」と訴えている。
 さすがに記者会見を要請されては、鹿児島県政記者クラブも報道しないわけにもいかないので、いちおう報道はしておりますが、べた記事扱いですね。
 (-_-;)

湧水産廃計画で業者会見 「県は早く許可判断を」 | 鹿児島のニュース | 373news.com
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=38486

湧水の産廃処分場:国「県の不作為、違法」 業者の訴え認める /鹿児島 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20120218ddlk46010657000c.html
 九州北清の川井雄一会長は「県が薩摩川内市に計画中の処理施設と競合するため、意図的に手続きを遅らせてきた」と批判。中薗課長は「薩摩川内の施設とは全く関係ない。手続きを引き延ばした事実もない」としている。
 毎日新聞は鹿児島県側の言い訳を報道しているようなもので、朝日新聞は報道はしましたが、さっさと記事は削除したようです。

 記者会見を開くと言う英断により、伊藤知事鹿児島県政の不正を表に出した北清さんのプロフィールは次のとおりです。

<北清企業グループ>
北清企業(株)を中核に北海道と九州で事業展開している産廃処理・リサイクル事業をメインとする12社からなる企業グループ。そのグループとして、九州には九州北清(株)(平成6年12月設立、本社:小林市、社員61名)と西日本環境技研(株)(本社:小林市)がある。
 
<北清企業(株)概要>(中核企業)
所在地:札幌市東区北丘珠5条4丁目5番7号
代表 :会長:川井雄一(創業者)
社長:大嶋 武
 創 業:昭和44年3月
 資本金:3千万円
 事 業:産業廃棄物の回収から処理
 従業員:134名
毎日新聞では中薗課長 の言い訳が書いてありますが、今までの経緯から薩摩川内の施設と競合すると言う理由からなのは明らかなのですけどね。

JC-NETの次の記事とHUNTERの今までの報道を比較してみればよくわかります。
湧水産廃計画の許認可放置の裏側にあるもの?
鹿児島県は実質県営で産廃の最終処分場を、鹿児島県№1ゼネコンである植村組の子会社(株)ガイアテックが所有する薩摩川内市川永野町の採石場の一角に、地元の反対を押し切り「エコパークかごしま」整備事業として平成19年に決定した。運営は鹿児島県環境整備公社が行うというもの。 
工事発注も平成22年10月5日に開札して「大成・植村・田島・クボタJV」が予定通り?77億7千万円(税込)で落札した。 
しかし、工事は地元反対と植村さんとのジュルジュルヌルヌルのような関係が・・視されだし、地元反対運動に対し警察や県庁職員が動員されたりして本格着工が遅れている。ところが、ガイアテックさんだけはしっかり総額5億円に及ぶ賃貸契約とタンマリの営業補償料を頂いてござる。 
この鹿児島県営の処分場と商売敵になる可能性が高いのが、湧水産廃計画である。ましてや、北清は産廃のプロ、かたや天下りの素人集団である鹿児島県環境整備公社。  
北清グループは全国に何ヶ所も産廃場を経営しており、裏取引などには一切応じないはず、鹿児島県の利権関係者にとってはタンコブのような存在だろう。よそ者を受け付けないかごんまの体質を、今だ隼人族が支配し続けているようでもある。
ガイアテックの摩川内市川永野町の採石場
 阿久根市の改革派市民や、霧島市の改革派市民が読んだら腹が立つような記述もありますが、この件に関して、霧島市のほうでも記者クラブ問題を追及する動きもあるようなので、鹿児島県民の名誉も守られるかも知れませんね。

 ちなみに、霧島市のほうでも産廃処分場を建設する動きがあるようです。

<霧島市も産廃場建設>
平成23年10月29日には霧島市が、同市福山町福山の宝瀬地区に一般廃棄物管理型最終処分場の建設を決めた。議会に実施設計費用などを盛り込んだ補正予算案を提案し、早ければ2013年1月にも着工する。
予定地は、多目的広場まきばドームの南側に隣接する市所有の山林3万平方メートル。1期15年分、埋立容量1万4000m3(小型)。

 伊藤知事の鹿児島県政の薩摩川内市の産廃処分場の不正の問題については、HUNTERに詳しいのでそちらのリンクを紹介しておきます。

 伊藤知事と同様に原発利権と関わりのある薩摩川内市の県議の報道も最近ではなされていますね。

薩摩川内市産廃処分場問題(1)
暴走する伊藤鹿児島県政
http://hunter-investigate.jp/news/2012/02/-1-368001560-15.html

産廃処分場立地調査への疑念
薩摩川内市産廃処分場問題(2)
http://hunter-investigate.jp/news/2012/02/-1812-29.html

疑われる特定企業への便宜供与
薩摩川内市産廃処分場問題(3)
http://hunter-investigate.jp/news/2012/02/29-1812-24872884-2540039141400.html

国が鹿児島県の違法性認める「裁決」
民間の処分場許可申請を放置
http://hunter-investigate.jp/news/2012/02/-19406000-21-1.html

鹿児島県の産廃処分場 土地取得費5億円の9割が補償金
土地は1坪約500円
薩摩川内市産廃処分場問題(4)
http://hunter-investigate.jp/news/2012/02/post-172.html

鹿児島県議が産廃処分場関連企業から顧問報酬
事業推進促す質問も 問われる賄賂性
http://hunter-investigate.jp/news/2012/02/post-175.html

ゼネコン関連会社顧問の鹿児島県議 疑惑の質問
薩摩川内市産廃処分場問題(5)
http://hunter-investigate.jp/news/2012/02/12-19-10.html

民間企業処分場を条例でつぶしにかけた鹿児島県
きっかけ作ったゼネコン関連会社顧問の県議
薩摩川内市産廃処分場問題(6)
http://hunter-investigate.jp/news/2012/03/-20100301-22.html

 このような不正を行っている伊藤知事鹿児島県政ですが、このような伊藤知事に応援してもらっているのが西平よしまさ現阿久根市長なわけですが、伊藤知事の悪政についてのコメントは無いものですかね?

 伊藤知事鹿児島県政の不正を全くと言って良いほどに報道しなかった鹿児島県政記者クラブ(青潮会)ですが、阿久根市政の偏向報道を繰り返しては「俺たちが竹原を落とした。」と自慢した記者がいたわけですが、そのようなマスコミに応援してもらった西平よしまさ現阿久根市長は本当に改革派の候補者だったのでしょうかねぇ?

 阿久根市政の問題は鹿児島県政の問題の現われでもあります。

 鹿児島県民としての誇りを持ちたいなら、伊藤知事鹿児島県政や西平よしまさ現市長の阿久根市政の問題などきちんとその問題を考えて追求すべきだと思います。

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※阿久根が変われば鹿児島が変わり、日本が変わります。

ガンについて考えてみる

 石澤議員のところにマイタケのチラシもあったので、その件についても紹介しておきたいと思います。

 マイタケが がんに効くと言う内容のチラシなのですが、予備知識の無いかたは眉唾扱いされたり、ほのなか(頭の無い)職労側の方々から口撃の材料とならないように、あらかじめ釘をさしておきますね。


と言うことで、NHKの番組でも紹介されているぐらいに知られていることでありますから、知らずにバカにするほうがバカなだけの話なのですが、なかなか身内に がんの患者でも出ない限り、こう言う情報に関心を持つ者は少ないから、けっこう知らない人も多いと思います。

 でも、ちょっと知っておくだけで、身内に がん患者などが出た場合に役に立つわけでもありますから、こう言う情報を知っておくことは大事なことであり、知的な優しさの現われでもあるのですな。

 と言うことで、ついでにこちらも観ていただきたいと思います。


 石澤さんとこで、マイタケを売って稼ごうとしているわけでも無く、市民のためにこう言う情報を知って貰いたいと言うことですんで、誤解されませんように。

 ちなみに、質の良いマイタケやマイタケの加工食品は「雪国まいたけ」と言う会社で販売されてますから、このページを読んでるアンチ竹原の方々でも、がんで困った時はそちらから買うことも出来ますんでよろしくご活用ください。

雪国まいたけ:安全を、安心を。
http://www.maitake.co.jp/index.php

雪国まいたけピンクリボンキャンペーン
http://www.maitake.co.jp/pinkribbon/

 ただ、石澤さんの人徳でそう言う情報を持ってくるかたが、そこに集まるわけですから、困った時は政治の話しぬきで相談に行かれたほうが得るものも多いと思いますけどね。
 (^_^;)


 さて、ブログのタイトルの話になります。

 竹原さんがブログの記事に貼ってると言うことで、自治労側のかたが2chでデンパ扱いされてるデービッド・アイクのブログですが、がんに関する記事でこんなのがあります。

ガンは真菌であり、治療可能だ - David Icke in Japan
http://www.davidicke.jp/blog/20091122/

 がんと言う病気はがん細胞が原因ではなく、がん細胞が発生する前の段階のカンジタ菌の異常発生に原因があると考える医者がいたのですな。 

 と言うことで、重曹で患部を洗浄してカンジタ菌を洗い流したら、がん細胞はその後自然に消滅してしまったと言うことで、がん患者にとっては非常に朗報な話なのですが、困ってしまうのは抗がん剤をつくっている製薬会社や、がん治療で稼げる体質になってる医療関係者の方々です。

 これを陰謀論と決め付けて抗がん剤を使う側を擁護するか、きちんと考えて、がんの治療法を検証するか、どちらが誠意のある考えかたと言えるでしょうかね?

 抗がん剤を使い続ける限り、がんから助かる可能性は低いままであり、抗がん剤の副作用で死んでしまう人が絶えないわけなのですがね。

 「抗がん剤でがんが治る」と考えることこそが、迷信ではありませんかね?

 カンジタと言う真菌類は、かびみたいなものですが、かびがかびを抑えるような事例を常識として皆が知っています。アオカビのペニシリンがそうですね。

 最近、ビフィズス菌ががんの治療に使われまして、先に紹介したブログの記事の件を証明しているようにも思われます。


抗がん剤の副作用大幅抑制…ビフィズス菌で新薬 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120219-OYT1T00017.htm


 官民共同投資ファンドの産業革新機構が出資し、信州大医学部教授らが設立したバイオ新興企業「アネロファーマ・サイエンス」(東京・中央区)が、ビフィズス菌を使って抗がん剤の副作用を大幅に抑える新薬を開発した。 
 動物実験で効果を確認済みで、3月にも米国で臨床試験を始める。3年半程度をかけて新薬をがん患者60人に投与し、人体への有効性や安全性を確認する。 
 この新薬は、薬効を患部に効果的に届けるドラッグデリバリーシステム(DDS)という技術を活用する。ビフィズス菌が低酸素状態を好む点と、がんの患部が低酸素状態になっている点に着目した。 
 治療の対象は胃がんなどの固形がんで、〈1〉がん患者に新薬を静脈注射する〈2〉ビフィズス菌の作用で新薬ががん患部に集積する〈3〉新薬と組み合わせて初めて抗がん作用を発揮する抗がん剤を口から飲む(経口摂取)〈4〉がん患部のみで抗がん作用を発揮する――ことになる。 
(2012年2月19日03時11分  読売新聞)
 「腸内細菌(ビフィズス菌)で腸内細菌(カンジタ菌)を抑えるようなことをやっていると考えれば、抗がん剤なんざいらんのではないか?」と思えるような記事なのですが、抗がん剤無しでの研究は医療関係者や厚生労働省はやりたがらないでしょうなぁ。

 マイタケががんに効果があるのも、カンジタ菌などの抵抗力をつけることにつながっておりますんで、抗がん剤を使わないほうがより効果的であるのかも知れません。

 まぁ、いずれにしても、医療行為は医療関係者で無ければ出来ないことですんで、こう言う事例を知っておいて、抗がん剤との併用などで、抗がん剤の副作用で身体がぼろぼろにならないように治療を進めていくことでしょうかね。

 良心的な医者でも個人では無力なわけですから、そのほうがお互いにベターではないかと思います。

 ベストは皆がこのような情報を共有して拡散していくことなのですが、他人事と考えているうちはダメですね。

 阿久根市政の問題と一緒で、関心が無い者が皆の足をひっぱっているのです。


 しかし、政治には関心が無くても、こう言う自分や身内のために役立つような情報は、けっこう関心を持つ市民もあると思いますので、竹原さんも政治の話ばかりではなく、実際に市民の生活に役立つような話もすべきだと思います。

 悟性と言うものには個人差があるわけですから、多くの人の支持を得たいなら、多くの人が関心を持ってくれるような話の仕方をすべきだと思います。

 もっとも、直接本人と話せば、色々と話が広がって役立つ話にもなっていくのでしょうが、今までのブログの記述ではやはり問題でしょうね。

 竹原さんの人柄を知っている人は、その問題提起に価値ありと思うでしょうが、そうでも無い人は聞き流すだけでしょうしね。


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※阿久根が変わると日本が変わります。

特報 放射性セシウムが消えた!? GAIA BLACK HOLE有機物分解システムの威力 福島県飯舘村の実験報告書

 石澤議員のところにちょっと用があって行きましたら、稲毛新聞のガイアブラックホールの成果報告の記事があったので、スキャナーでとりこんで紹介しようと思っていたのですが、稲毛新聞のホームページをチェックしてみたら...。

 ありました。(^^ゞ

稲毛新聞2012年2月号(2012年2月10日発行)
特報 放射性セシウムが消えた!?
GAIA BLACK HOLE有機物分解システムの威力
福島県飯舘村の実験報告書
http://www.chiba-shinbun.co.jp/1202_01.html#001

若葉区に設置、稼働しているGAIA BLACK HOLE
 東日本大震災で福島原発の放射能(セシウム)による土壌や農作物の環境汚染は深刻な問題になっているが、この有害元素を分解し除去する装置が開発され注目を浴びている。GAIA BLACK HOLE(ガイア・ブラック・ホール)有機物分解システムがそれだ。開発したのは千葉市中央区に住む山本将市さんという人である。山本さんは、10年以上前から磁石の研究をしており、高ガウスの磁石を開発、様々な実験を繰り返すうちに、有機物を分解する特徴があることを発見した。これを産業廃棄物処理に応用したところ、有機物類の分解に威力があることが分かった。そこで、放射能の分解を試験したところ、放射能まで除去することが分かり、昨年8月3日から6日まで放射能汚染が強い福島県飯館村で実験を行ったところ、見事に放射線物質除去に成功した。これが事実とすればビックニュースである。【佐藤】
 福島県飯館村では、ガレキの分解も兼ねて放射能の除去ができないものか調査していたのですが、測定してみたら実際に減るものですから、確か京大あたりでデータを持ち帰り、理論付けの研究をしようと言う話になったようです。

 「科学なんてものは、科学ではここまでしかわかっていません」と言うものでしかありませんから、「科学で証明できないからありえない」と言う考えかたこそが幼稚なんですけどね。
強力な磁気を利用した分解装置原子力研究バックエンド推進センターも認める


蓋を開けると無害な水蒸気が充満
 「元素である放射性セシウムが簡単に消える訳はない、そんな事はありえない話だ」と学者先生たちは否定する。「もし、本当に消えたとしたならばノーベル賞ものだ」とあざ笑う。
 残念なことに、d(・・。) こう言う幼稚な学者が昔から日本の科学の発展を阻害して来てるのですな。
 色々ありますよ、ビタミンB1を発見したのは農学部の鈴木梅太郎なのですが、プライドの高い医学部がそれを認めなかったり、八木アンテナなどは国内では相手にされず後に米国が軍用に利用しているのを知って、後からその価値を認めることになったりですね。

「賢者に学識無し、学者には知恵が無い。」

 老子の言葉どおりに、学識を記憶するだけしかできない学者には、新しいものを知ることは出来ないのです。

 学識も知恵も無いような自治労の連中どもが、2chあたりで竹原さんを非難するのにガイアブラックホールのことでバカ騒ぎしておりましたが、まぁ所詮は匿名で騒いだだけのことですから、彼らが反省することは無いでしょうけどね。

 まぁ、ありがたいことに、そんなバカな人間ばかりでは無いのもありまして、記事の続きとまいります。
 (^_^;)
 しかし、放射性物質に権威ある文部科学省政府機関である財団法人原子力研究バックエンド推進センター」の関係者が、昨年8月3日から6日まで福島県飯館村で行われた実験現場に立ち会って、ガイア・ブラック・ホールに放射性セシウムを含んだ雑草、土壌、瓦礫等を投入した結果、有機物類はほとんど消滅した上、放射性セシウムも大幅に減っている事実を確認した。
 福島原発事故で放射性物質(セシウム)に汚染された草木、土壌、河川、農産物に至るまで、今や国民生活に大きな不安を与え、深刻な社会問題になっている。その恐ろしいセシウムが写真のような装置で除去されたというのだから、にわかには信じがたい話である。
 では一体、福島県飯館村で行われた実験成果とはどのように実施されたのか報告書よりその概要を紹介してみよう。
 実験期間は昨年8月3日から6日まで、普段は若葉区内に設置して産業廃棄物の処理に利用していた「ガイア・ブラック・ホール装置」(写真)を飯館村に搬送、多くの関係者が見守る中で実験した。
 飯館村役場付近に設置されている線量計は3・16マイクロシーベルトの数値が表示されていた。
 周辺は閑散として、人間はおろか家畜までいない環境である。
 まず、畑の土壌を4ヶ所採取し放射能を測定したところ、5・1~6・3マイクロシーベルトであった。また、家屋の雨樋付近の玉砂利、コンクリート片には30マイクロシーベルトの数値を計測。付近の雑草からは5・5マイクロシーベルト検出された。これら放射性セシウムを含んだ土壌、玉砂利、コンクリート破片、雑草のすべてを実験サンプルとして、「ガイア・ブラック・ホール」に投入した。終えたのは8月3日午後4時40分。この時、現場周辺の大気中の放射能レベルは3・4マイクロシーベルトであった。処理中10分後の「ガイア・ブラックホール」の排気口から排出されていた放射能レベルは2・05マイクロシーベルトと、装置の中で実験サンプルに含まれている放射能はすでに分解・消滅している事実が証明された。

飯館村での実験作業現場

 8月4日午前9時から午後2時まで実験現場付近の大気中の放射能レベルは4・4マイクロシーベルト前後。しかし、依然として装置の排気口から排出される放射能レベルは2・29~2・42マイクロシーベルト程度で大差はなく、装置の空気吸い込み口の30センチ周囲は2・67、装置周囲は2・37シーベルトであった。投入された有機物類は4時間~6時間で分解が始まり、12時間後には3百分の1まで減溶されたと報告書に記載されている。もともと、本装置は6年前に開発され、千葉市若葉区で産業廃棄物の処理に使われており、その成果が認められ、平成21年に特許を取得している。
 初めから放射性物質を処理する目的で開発したものではなく、たまたま、福島原発事故が発生して、放射性物質も消えるのではないかと考えた山本将市社長の思いつきで、今回の実験に臨んだところ、予想がピタリと当たり、まさに瓢箪からコマが出るという凄い結果となった。
 政府・東電は福島県に大量の放射性セシウムを撒き散らし土壌汚染を招き、対策に拱いている。一日も早くこの装置を導入し、徐染作業に活用すべきではないか。既に実証済みだからだ。
 もともとガイアブラックホールは千葉市の若葉区で産業廃棄物の処理に使われていたもので、放射能の除去能力は今回の実験で付加価値として証明されたようなものです。

 原理だけでなく実物として存在しているものを、「そんなことがあろうはずが無い」と言うのがアンチ竹原の方々のレベルと言うことです。
実験に消極的な千葉市 
 千葉市でこのような処理装置が開発された大変名誉なことであるが、千葉市はどのように評価しているのか環境局を訪ね渡辺茂環境総務課長に聞いてみた。
 「松戸市で実験した結果が、余り効果がなかったと聞いている。問題は放射線物質が付近に撒き散らされたら住民に危険なので暫らく様子をみたい」と答えた。
 松戸市の実験について山本社長に聞くと「間に入った紹介者がとんでもないカネを要求したので正式な実験はできなかった」と答えた。 
 松戸市の話を鵜呑みにする千葉市だが、地元で開発された画期的なゴミや放射性物質の減量装置に取り組む姿勢は極めて消極的だ。 
 一方、小川智之千葉市議会議長は「地元の企業がゴミの減量に画期的な装置を開発したのだから千葉市は全国に先駆けて、積極的に実験結果を検証してみる必要があるのではないか。千葉市は実験は危険であるという前提で二の足を踏んでいるようだ」とコメントしている。
  学者の場合は、単にその学者が研究者としての適性が無いことが原因ですが、役所・役場の場合は利権の問題が関わってきますので、このガイアブラックホールを認めたくないと言うところもあるようです。

 ほとんど燃料を使わずにダイオキシンなども無害化するガイアブラックホールと、現在の燃料をバカ食いしてメンテナンスの費用も莫大にかかる既存のゴミ処理施設。

 市民の目から見れば、明らかにガイアブラックホールが市のためになると思うのですが、公務員の場合は、違いまして、無駄な金がかかるほどに自分たちが利権の恩恵に預かれると言う事情もありまして、彼らにとっては、このガイアブラックホールが目の上のたんこぶみたいな存在なのですな。

 ちなみに、ゴミ処理センターに市役所から出向しますと、市役所の中より自由にバカがやれるようで、某市の職員が自分の彼女を事務員に雇うようなことをやってたりします。
 (-_-;)



 ほんと、某市の職員ってサイテーですね。


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