2012年9月9日日曜日

オスプレイは普天間だけの問題ではありません


オスプレイ:低空飛行訓練 日本に拒否権限なし 配慮要請- 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20120727k0000m010052000c.html
 26日に日米合同委員会で始まった垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの運用ルールをめぐる協議では、日本各地で実施される低空飛行訓練の方法などが焦点の一つになる。在日米軍はこれまでも戦闘機などで低空飛行訓練を実施しており、住民からの苦情は年間約200〜300件と絶えない。事故が相次ぐオスプレイの低空飛行訓練には関係する自治体から強い反発が出ているが、日本政府に低空飛行訓練自体を拒否する権限はなく、米側に配慮を要請するしかないのが実情だ。 
 森本敏防衛相は26日の参院外交防衛委員会でオスプレイの低空飛行訓練について「訓練計画によって(地上約60メートルで)飛ぶ場合もある」と答弁した。 
 日米合同委は99年▽人口密集地などへの妥当な考慮▽航空法などの最低高度基準(原則約150メートル)の尊重−−で合意している。

 マスコミの断片的な報道で、オスプレイを沖縄だけの問題と勘違いしてる人もありますが、日本での運用が山岳地帯での飛行訓練と言うこともありまして、沖縄よりも日本の本土の問題と考えたほうが良いと思います。

 沖縄だけの問題と勘違いしているポチ保守が多いですが、自分たちの頭上で訓練が行われるとなれば、他人事ではなくなりますから考え方も変わるかも知れませんね。
 (^_^;)

 尖閣問題の騒ぎに便乗する形で、対中国の軍事作戦にオスプレイが有効と主張するポチ保守がおりますが、もともと日本での運用は15年前から米国が決めていたことですし、基本的に山岳地帯での飛行訓練を日本でやりたいだけみたいですから、対中国の作戦に米軍が使う気があるかどうかも疑問です。

 オスプレイの中途半端な輸送能力では、対中国との大規模な作戦の展開には不向きで、艦艇とヘリコプター、大型輸送機の併用のほうが現実的だと思えますしね。

 中東などでの小規模な紛争では、オスプレイと言う中途半端で高価な兵器も費用対効果はありそうですが、日本でそのための訓練されちゃぁ困ります。

 しかし、15年前から決まっていたことを今頃になって騒ぐようなことになるのは、日本の官僚の無能さか狡猾さか。

 いずれにしても、オスプレイに反対すればすぐ左翼と決め付けるような思考停止した保守(ポチ保守)どもは、官僚や米国にとっては都合の良い道具のようですね。


関連記事:


米軍2兆円回収の悪巧み
ウソ八百並べ宙に飛ぶ オスプレイ配備
<言いなりの日本に売りつけ元を取る>
http://gendai.net/articles/view/syakai/137771


「ソフトの改修が必要」オスプレイで航空専門家 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120909/plc12090901070002-n1.htm
オスプレイはヘリコプターと固定翼機の長所を兼ね備えていると言われるが、逆に言えば両者の短所を併せ持っている。
あの不格好な機体を観れば、中途半端な欠陥機であることが理解できそうなもんだが...。
 (-_-;ウーン


関連動画:



 マスコミの断片的な情報だけで物事を判断しちゃいけないよ。

 最も阿久根市政の問題についてもきちんと把握できないような情報オンチには言っても無駄かも知れないけどね。


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