昔は風呂の燃料として枯れ竹も使いみちがあったのですが、現在ではガスで沸かす風呂がほとんどになっちゃいましたから、枯れ竹が竹山に放置されることになるのですな。
竹を紙の材料として売ろうにも、枯れ竹の始末もしないことには竹山がキレイになることはないわけでして、でもそこまでやったら竹を売って稼ぐのが難儀になってしまいます。
これじゃ、竹林の活用などが進むはずがありません。
その辺のことを考慮したのか、竹を燃料にして発電を始めた自治体もあります。
asahi.com:宮津の竹発電所完成-マイタウン京都
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001109120005
山林の荒廃につながる竹を利用した宮津市の発電施設「宮津バイオマス・エネルギー製造事業所」(同市里波見)が完成し、10日、記念式典があった。井上正嗣市長は式典で「環境に負荷のかからないエネルギーで、元気づくりをしたい」とあいさつした。
施設には、長崎総合科学大などが開発した「農林バイオマス3号機」を導入。竹を粉などにして高温で蒸すことで発生するガスを燃やして発電する。市や民間でつくる宮津バイオマス・エネルギー事業地域協議会(会長・井上市長)が、約2億3500万円をかけて建設してきた。
発電量は1時間に約30キロワットで、一般家庭10世帯分。市は実験施設と位置づけており、将来はガスとともに発生するメタノールで自動車の燃料を製造したりすることも検討している。ちなみに、この「農林バイオマス?号機」のシリーズは、農林水産省の事業で研究されていたものですが、経産省の利権のおかげで陰に隠れていたものです。
こう言うものが、世に出てきたのは福島原発の事故のお陰でしょうかね?
環境のためにはまったく役に立たない原子力と言うことが最近ではよく知られてきましたからね。
興味の湧いたかたは、次の動画をご参考に。
経産省のお陰で、表に出てこない技術ってけっこうあります。
地方経済の活性化にはバイオマスの利用が必要不可欠なのですが、石油を売りつけたい側の連中のほうが金持ってますからね。
公務員が公務員としてマジメに働いていれば、このような情報が埋もれることは無いと思います。
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