「議論尽くせ」と住民/4電力会社安全審査申請へ - 香川のニュース - 都道府県別 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/localnews/kagawa/2013/07/post_20130706112711.html
http://www.47news.jp/localnews/kagawa/2013/07/post_20130706112711.html
「伊藤知事の足を引っ張っちゃいかん!」と南日本新聞がろくに報道しないからか、なぜか共同通信も香川県のニュースが採用されてます。
「議論尽くせ」と住民/4電力会社安全審査申請へ | 香川のニュース | 四国新聞社
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20130706000130
原発再稼働に向け4電力会社が、8日に安全審査を申請する。関係自治体の受け止め方は「安全性確認は必要」などとおおむね冷静。住民からは「東京電力福島第1原発事故を忘れたのか」「議論を尽くせ」と批判が出る一方、経済面で再稼働に期待する声も上がった。
【→参照記事】
四国電力伊方原発3号機がある愛媛県の中村時広知事は5日、「原発事故を踏まえた新規制基準に基づく安全性の確認は必要と考えている」とのコメントを出した。
一部が伊方原発から50キロ圏内に入る大分市の脱原発大分ネットワーク代表小坂正則さん(59)は「県や市町村は目に見える形で防災対策や避難対策を十分に整備できていない。再稼働を前に、議論を十分に尽くすべきだ」と語った。
関西電力大飯原発3、4号機がある福井県おおい町商工会青年部の森口倫啓部長(40)は雇用の確保に期待し「再稼働に向けた方向で安心した」と歓迎。脱原発を訴える「若狭の会」世話人で同県若狭町の石地優さん(60)は「原発事故の検証をせずに再稼働の議論ばかりが進んでいる」と首をかしげた。
九州電力川内原発がある鹿児島県の伊藤祐一郎知事は再稼働に理解を示した上で、国が責任を持って原発の安全性を住民に説明するよう要求。川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長(64)は「事故が起きたら取り返しがつかない。再稼働なんてとんでもない」と怒りをあらわにした。
北海道電力の泊原発1~3号機についても、高橋はるみ北海道知事が「安全性をより高めるプロセス」とみる一方、反対派からは「再稼働ありきの対応は遺憾だ」と批判の声が上がった。地方自治と言うものを考えるなら、伊藤知事自ら国に再稼働においての問題点を次々と指摘するべきなどですが、元自治相の官僚でありながら地方自治の意味がわかっていないようです。
もっとも、自治省なんてもんは、地方自治を制限するのが目的の組織でもありましたから、いかにもそれらしい天下り知事とも言えましょう。
川内原発:再稼働、改めて容認 知事、原子力規制委の基準評価 /鹿児島- 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20130706ddlk46040549000c.html
毎日新聞 2013年07月06日 地方版
伊藤祐一郎知事は5日の定例会見で、原子力規制委員会が8日に施行する原発の新規制基準を「世界最高峰の厳しい基準」と高く評価した。その上で、九州電力が8日に申請を予定している川内原発の再稼働申請について「原発なくしてエネルギーの安定的な供給はできない」と改めて容認する姿勢を示した。
伊藤知事は九電が取り組んできた安全対策を「最大限努力している」とし、九電に対しては「規制委員会で結論が出れば、地元に対して責任を持って説明してもらいたい。それを踏まえ、必要な手続きを取る」と述べた。現在、日本が韓国に対抗する形で海外に輸出しようとしている原子炉は、福島の事故を教訓に安全性を高めたものです。
ご参考:
原子力事業部 原子力技術の紹介 小型高速炉(4S)
http://www.toshiba.co.jp/nuclearenergy/jigyounaiyou/4s.htm
既存の原子炉とその構造が異なりまして、はっきり言えば今までの原子炉はやはり危険だと言うことですね。
だから、新しい基準で現在の原子炉に安全装置を付加したところで、基本的なところは旧型の原子炉のままなのですから、やはり今までとそう変わることなく危険であることに変わりは無いのですな。
既存の原子炉を廃炉にして、新型の原子炉に転換するなら九電は最大限の努力をしているとは言えますが、実際にはそうでは無い。
ありきたりの官僚答弁しか この知事はしていないわけで、住民の安全保障は他人任せ。
はっきり言って無駄と思われる事業には熱心なこの知事に、毎日新聞の記者もツッコミを入れたかったようで、こんなオマケがついてます。
また鹿児島−上海線の搭乗率向上を図る県職員らの上海研修派遣について「その時点でベストの選択をするのが我々の宿命」などと理解を求めた。状況によって今後も県として施策を講じる可能性を示唆した。【津島史人】
全国から「バカじゃねぇか?」と注目されてる事業のどこがベストな選択なのでしょうね。
さて、その伊藤知事と自治労鹿児島県本部が支援する西平良将(現)阿久根市長と、阿久根市職員労働組合だったりしますが、同様に危機管理意識の無さを示してくれています。
原子力規制委員会の説明会の参加を、メールの確認不備で すっぽかすんですからねぇ。
阿久根市の危機管理とは? - 松元しげひさ 奮闘記
http://d.hatena.ne.jp/shigespiral/20130705/p1
7月8日から原発の安全基準が施行され、原発再稼働に向けた審査が始まるのを前に、原子力規制委員会は原発の立地自治体と周辺自治体を対象に新規制基準の説明会を行った。
伊藤県知事は「世界最高レベルの安全基準だ」と本日18時のニュースで言われていた。ちゃんと県民に説明責任をはたしてからそういう見解は発言していただいきたい。何にも中身を知らない県民を再稼働へ誘導するのか?
全国の関係自治体から70名の参加があり、さまざまな質問があったようだが、阿久根市はどのような対応をしたと思われるだろうか?
なんと!不参加・・。新基準に関心がないのか?市民の安全はどうでもいいのか?どいう事なのか役所に確認に行った。
総務課長は出張で不在だったので、企画調整課長に「原子力規制委員会から新規制基準の説明会の案内があったはずだが、なぜ参加しなかったのか?」と聞くと、「そういう文書は承知していない」と言われる。「間違いないですね?案内の文書は来ていないんですね?間違いないですね?」と言うと、「ちょっと待ってください」とバタバタしはじめた。結局、どこかに電話して「原子力規制委員会の新基準の説明会の案内文書ってありましたっけ? あっ!?県からのメールでですかー!」となり、今度はバタバタとメールを確認する。(もしかして担当課の課長も承知していないのか・・?)10分程待った。
結局、鹿児島県を通して阿久根市宛に代表メールで案内があった事が判明。代表メールを所管課に転送する担当職員(総務課行政係長)が、そのメールを転送せず、所管課である企画調整課長は7月4日の説明会の事すら承知していないという事が分かった。(メールも文書規定にあたるという事で、この一件がどう対処されるか厳しく追求したい)
確認不足でしたなどというお決まりの言い訳は聞きたくない。
当該係長は総務課長と一緒に出張中で話が聞けなかったのだが、当初の「なぜ参加しなかったのだろう」という疑問どころか、阿久根市役所においては、原子力規制委員会の説明会の事すら話し合いの場にも上がっていなかったという想像を絶する無責任ぶり。
原発の再稼働に不安を感じる市民も多く、私も議会一般質問で何回も何回も市長と原発を議論してきたが、今回のこの不祥事には、本当に悲しくもあり、情けなくもあり、恥ずかしくもあり・・何を考えとっとよ!と怒鳴り散らしたい気分だ。あまりにも不誠実な処理であり、これだけ原発に対する不信感と恐れもある中で、阿久根市は著しく危機管理意識が欠けている。
6月議会では、西平市長は原発推進であると確認できたが、「国で安全性が確認できれば再稼働してもいい」と他人まかせな答弁をする西平市長の姿勢を象徴する阿久根市役所の不誠実さがよくわかる不祥事である。しかし今回の不祥事は、市長が原発推進であるとかないとか別問題で、原子力規制委員会の新規制基準については、阿久根市も出席し、阿久根市独自の質疑なり確認なりをして、市民の安全を守るという危機管理があってしかるべきだろう。そんな自立性は阿久根市役所にはないのか?
参加した自治体から、活断層の問題などさまざまな質問があったようだ。目の前に川内原発がある阿久根市が、市民の安全安心を確保するために、何があっても職員を参加させるべき説明会だったのに、担当課にメールでの案内文書すら転送されていないという実態。本当に情けなくなる。さらに、九州電力は川内原発において、活断層に対する認識の甘さを厳しく指摘されたとの報道もあったが、阿久根市役所はそこらへんの問題意識はもっていないようだ。
阿久根市役所はなぜこのような不手際を繰り返すのだろうと不思議でならない。おそらく誰が市長であっても同じ不手際は発生したと思う。ただ、責任の取らされ方は違うだろうけど。役所のシステムというか事務の流れに改善点があるのは間違いない。システムを変えても職員ひとりひとりの能力と熱意がないと機能しないし。(そもそも、文書規定にひっかかってないか?)
健康保険証の件、税務課の不祥事など、議会で多くの議員からツッコミが入り、「西平市長も徹底して職員を指導していく」とその度に答弁しているが、役所改革の効果はあがらない。
市役所の機構改革、評価制度の見直し、危機管理の在り方等の課題をどう改善するのか厳しく追求しても、変わらない体質。
こんなテーマでの質疑は、やるだけ虚しいというか、静かな議場に手応えもなくスカーっと消えていく感覚がある。ひとりひとりの職員が議場でなんか言ってるな~程度の緊張感しかもっていないのだろう。
ちなみに、鹿児島県も薩摩川内市もいちき串木野市も昨日の原子力規制委員会の説明会には当然参加している。(この新規制基準そのものが、再稼働ありきではないかとの意見もあるのだが)
阿久根市役所の危機意識とはどれだけ低いのだろうか・・と嘆かわしい思いである。
しっかりしろ。
※結局、今日の指摘に対し、役所は「我々の不手際だった。」と認め、県に資料提供と説明をもらいに行くとの事だった・・。西平良将(現)市長になってから、ぶったるんで不始末を繰り返す阿久根市の職員。
自分たちの不始末を誤魔化すことには熱心で、津波や高潮で浸水の危険性のある場所に市民会館や市民交流センターを、干拓事業の失敗を誤魔化すために建てようとしたりするんですからねぇ。
鹿児島県の恥 = 伊藤祐一郎 鹿児島県政
北薩地方の恥 = 西平良将 阿久根市政
と言うところでしょうかね。
こんなバカどもが、川内原発の再稼働に関わってるわけですが、大丈夫なんでしょうかね?
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※ 阿久根市政は県政・国政の縮図です。阿久根が変われば日本が変わります。
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