http://d.hatena.ne.jp/shigespiral/20121101/p1
議会報告会で数名の市民の方から「公共施設の浄化槽の管理費が上がったようだが、議会はどんな議論をしたのか?」という質問がある。
改めて議会の一般質問中継録を見直してみると、6月に出口議員が質問した時、西平市長は「総務省ならびに国土交通省から指導があった」と答弁しているが、9月に山田議員が、国なり県の保健部、出水保健所から指導があったのかとの質問に対しては、「指導はなかった」と答弁している。
阿久根市独自で3業者からの見積もりを提出させ決めたと。
どういう事でしょう。
議会報告会の中でも意見が出るこの問題は、まだ決着していないと思う。浄化槽管理費の値上げを阿久根市の業者が要望してるわけでも無いのに、奇異なことをする西平良将現阿久根市長である。
もちろん、この辺の問題を鹿児島県政記者クラブ(青潮会)が報道するはずも無いから、議会中継の動画をyoutubeにアップすることにした。
議会中継の長々とした動画を観たい人もいないだろうから、浄化槽の管理費の件だけを抜き出してアップロードしたのですが、編集に使ったフリーソフトの質が悪かったのか、ちょっと音がシャックリしてるみたいな感じで変です。
でも、阿久根市のホームページから観るよりは観やすいと思います。
阿久根市の浄化槽の管理費は周辺の市や町より高いこと市民も不満を抱いていました。そこで竹原さんが今まで浄化槽の管理を認可していた2業者の他に新たに1社を参入させることにしたのですな。
その1社が安い値段でやってくれるので、市民は喜んでその業者に流れたのですが、残りの2社も値下げしなくてはお客さんが来ない状態になったわけです。
そこで、その2業者が竹原さんを裁判に訴えると言う恥ずかしいことをあえてやったわけですが、あたり前のように地裁から棄却となりました。
阿久根市し尿処理請負訴訟業者の訴え却下 : BMI適正化計画
http://japanc.exblog.jp/14477350/
このようなバカげた訴訟は考えられない。
判決文にあるように原告適格が認められないだろうし、仮に認められたとしても競争原理の導入という金科玉条に反するものであり、どう考えても勝ち目はないからだ。
ところが、従来の業者2社が原告となり、訴訟を提起している。阿久根市は小さなまちであり、特殊な設備を持ち一般性のない業務を請け負う業者がそれほど存在するのだろうか。実際のところ、3社目はどんな会社なのだろうか。むしろそちらに疑念を抱いてしまう。
2業者が負けのみえている裁判を提起した本当の動機はどこにあるのだろうか。
そこに阿久根の暗部があるのではないだろうか。竹原市政が「民主化」をうたった独裁体制であるからではないだろうか。
また、予算議決がなく、訴訟費用を認められず自ら出廷した竹原市長だが、裁判所や裁判官をどう「評価」するのだろうか。
以下の記事は読売新聞から引用です。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20100526-OYT8T00193.htm
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読売新聞
2010年5月26日
阿久根市し尿処理請負訴訟業者の訴え却下
阿久根市のし尿処理業務を長年請け負ってきた業者2社が、市が新規参入を認め、別の業者に許可を出したことについて「市長の裁量権の逸脱」に当たるとして、許可取り消しを求めた訴訟の判決が25日、鹿児島地裁であった。山之内紀行裁判長は「廃棄物処理法は許可業者の利益を保護しておらず、原告適格がない」として、訴えを却下した。
判決などによると、2社は2年に一度更新される市のし尿処理、浄化槽清掃業務を40年以上にわたり請け負ってきた。しかし、2008年9月に市長に就任した竹原信一市長は同年11月、「業者間の競争原理が働かない」として、別の業者の参入を許可した。
山之内裁判長は、取り消し訴訟を起こし判決を受けるには、自己の権利が侵害されていることが必要だとして、「廃棄物処理法が、既存の許可業者の経済的利益を個別的に保護するものではない以上、原告の権利が侵害されたとは認められない」と結論づけた。
この訴訟では、裁判費を盛り込んだ予算案を市議会が否決したため、竹原市長は弁護人をつけることができず、第1回口頭弁論に市長が自ら出廷し、意見陳述した。その後、数回開かれた裁判の争点を整理する弁論準備手続きにも市長が出るなど異例の審理が進んだ。
(2010年5月26日 読売新聞)
ブログの主は竹原さんが参入させた1社に疑念を抱いてますが、他の2業者が他の市や町と比べて高かっただけのことで、適正な価格になっただけのことです。
おそらくその2業者も裁判に訴えるような恥ずかしいことはしたくなかったと思うのですが、阿久根市職員労働組合からご要望でもあったのでしょうかね?
訴訟を起こして棄却されると言う恥ずかしい真似をすることになったのかも知れませんね。
市長が阿久根市職員労働組合が仕立てたような西平良将現市長になったとは言え、自分たちの口から管理費の値上げなんか言えるはずがありませんし、阿久根市職員労働組合側としてはこの2業者の面倒をみてやる必要もありますから、この動画のような不自然な値上げとなったのかと思われます。
早い話しが、金バラマキたいだけのことでしょうな。
阿久根駅周辺整備計画も議会でそのいい加減さが指摘されています。
何の魅力もない西平良将現市長ですから、支持者に金バラまきでもしなけりゃ、次は無いでしょうからね。
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※ 阿久根市政は県政・国政の縮図です。阿久根が変われば日本が変わります。
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