2012年1月4日水曜日

助け合いの民主主義のためのFacebook

 さつま町や阿久根市などのような人口2万人ちょっとの市町村では議員報酬などは年間で400万円程度です。

 職員に台本書いてもらってるような議員は時間がありあまってるでしょうから、400万円でも勿体無い話ですが、一所懸命に勉強して、情報公開活動をやってる議員にとっては、妥当なところかと思いますね。

 基本的に本業ができなくなったことの補償のために議員報酬は出されているところもありますんで、市民どうしの助け合いのものかと思えばよろしいかと思います。

 ただ、400万円の議員報酬では政治秘書など雇えるはずもありませんし、もともとが市町村の議員なんて政治の素人なわけですから、それ以上のものを市民が求めることも酷な話です。

 ゆえに、せめて情報公開ぐらい議員にしっかりやってもらって、皆で一緒に考えようと言う姿勢を、議員も市民も持つことが大事だと思います。

 そう言う姿勢が、生産者としての民主主義の感覚であり、助け合いの民主主義だと思うのですね。


 ところが、実際にはそんな考え方は一般的ではないようで、議会や市政に関心も無い者が自分のたった1票で良い政治が買えると勘違いしている。

 たった1票しか議員に貢献していないくせに、自分のお金で議員を養っているように勘違いしている市民も多いのですな。

 物を買う時に品物の性能などをチェックするのは当たり前なのですが、議員の講演会や報告会に参加して確かめることもなく、雰囲気だけで1票を投じ、PL法みたいなのがあるわけでもないのに公約破ったと騒ぐだけ。

 消費者感覚の民主主義であり、他人任せの無責任な民主主義なのですね。

 もっとも騒ぐならまだマシなほうで、阿久根市では公約を破りの市長を推した者たちが騒ぐことさえしやしないのが残念なところです。
 (-_-;)

 前者と後者、民主主義の姿としてはどちらが理想的かと言えば、前者のほうだと思うのですがね。

 まぁ、今まではFacebookのような相互に簡単に情報交換できるツールが無かったものですから、議員も市民も時間的に難しいものがあったわけですが、現在ではFacebookのようなツールがあるのですから、利用すべきだと思います。


 知恵や知識なんてものは、市内だけでなく市外にもそれを持っているかたがあるわけですから、Facebookをすると言うことは、市外からも協力を得ることができるわけですんで、改革派議員には便利などころか必須のツールだと思うのですね。

 特に公務員の組織改革の話などは、市内の者は参加しにくいから、市外の人の声に後押ししてもらうことが重要になってきます。

 各市町村で助け合う民主主義を育てることにもなりますね。
 (^_^;)


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 助け合いの民主主義が当たり前になってくれば、人口の多い都市などの議員報酬も人口の少ない市町村の議員報酬と同じで良いようになってくると思います。

 だいたい人口が多くなるほど議員報酬が大きくなりますが、はっきり言いまして無意味なことです。

 どこの市町村も、県や国も素人政治家ばかりなんですから、人口の少ない市町村に合わせて議員報酬をカットすべきではないかと思いますね。

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