時事ドットコム:一律カットは士気下がる=公務員給与で片山政務官に-橋下大阪市長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013011801047橋下徹大阪市長(左)と握手する片山さつき総務政務官=18日午後、東京・永田町の参院議員会館 |
大阪市の橋下徹市長と総務省の片山さつき政務官は18日、参院議員会館にある片山氏の事務所で約1時間会談した。橋下市長は、国が要請している地方公務員給与の削減について「(行財政改革を)やっている自治体とやっていない自治体をひとくくりにされて一律カットされると、職員もモチベーションが下がってしまう」と指摘、改革に取り組んでいる自治体への配慮を求めた。
これに対し、片山政務官は「正直な自治体がばかを見たら誰も改革しない。人件費改革などの努力を必ず評価する」と応じ、一律削減とはしない考えを示した。2人はツイッターを通じ公務員の待遇などに関して意見交換する仲で、今回の会談もツイッターでのやりとりがきっかけで実現したという。 (2013/01/18-23:07)
橋下市長は、維新の会で職員給与の削減に取り組んできた実績をPRしたいところなんだろうけど、自治体の首長や議員が元公務員だったりすると、職員労働組合の顔色を伺ってなかなか職員給与の削減なんか出来ないのだよね。
もともと、職員のモチベーションなんか無いに等しいような労組依存の職員も多いのだから、職員のモチベーションなんざ気にする必要は無い。
片山政務官の言うように、信賞必罰で国がやれば良いように思います。
職員の人件費を減らして、住民サービスを向上させるための財源を確保した自治体には、交付金を増やし、職員労働組合の言いなりのような自治体については交付金を減らすとかね。
公共事業に依存するような体質の地方自治体は、自治体の職員との蜜月関係を維持したい土建屋が票田になって改革が進まないが、職員給与を減らすことによって余計に公共事業が増えるなら、その蜜月関係も崩れるさ。
人は利に釣られる
名御者王良は、馬をとても可愛がった。
越王の勾践は臣民をとても大事にした。
王良が馬を可愛がったのは、馬がもっと速く走って欲しいから、
勾践が臣民を大事にしたのは(有事の時に)勇敢に戦って欲しいからだ。
医者が病人の膿や血を吸い出すのは、思いやりの心からではなく、自分の利益のためにそうするのだ。
馬車作りの職人は人が皆金持ちになるよう願っている。
棺桶屋は人が早く死ぬよう願っている。
これは馬車づくりの職人が善人で、棺桶屋の主人が冷酷な人間だからではない。
人が金持ちにならなければ馬車は売れないし、人が死ななければ棺桶屋は商売にならないからだ。
人はしばしば自分の利益を考える。
同じ一つのことがらで得をする者がいれば損をする者がいるし、損をする者がいれば得をする者がいる。
竹原さんのように専決であっても市職員の給与を削って官民格差の是正を進め、市民のための財源を増やすような首長を国が支援してやれば、元市職員で無い阿久根市の多数派議員は竹原さんの側に寝返るだろう。
商売のために政治をやっているような政治家のためにはこの手段は有効である。
竹原さんの専決を「違法な専決」とデマを吐き、竹原さんの改革を引き継ぐと言っておきながら、市長就任後には公約を反故にして、早速、市職員にボーナスをもとに戻すと言うような西平良将(現)市長のような阿久根市政の場合は、国は交付金を減らせば良い。
元市職員で無い多数派議員は、商売のために官民格差の是正をするだろう。
元市職員で無い多数派議員は、商売のために官民格差の是正をするだろう。
人間なんてそんなもんだ。
性善説を語っても無意味だ、性善説が通用する人間になってこそ、初めて性善説が通用する。
職員も同様で、市民のために頑張る職員と(仕事をサボるために)組合活動に熱心な職員をきちんと差別すれば良い。
そうすりゃ、阿久根市職員労働組合のような腐敗した組合は職員自らが排除するだろう。
そうすりゃ、阿久根市職員労働組合のような腐敗した組合は職員自らが排除するだろう。
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