2012年9月30日日曜日

「うみ・まち・にぎわい」再生整備計画 = 阿久根駅周辺整備計画 かしらね?

阿久根市: 各種計画(阿久根駅周辺整備計画)
http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/eki.html

 b(・・。) 、阿久根駅周辺整備計画をチェックしてみますと、きちんとした見積りの数字まで出来ていることがよくわかります。

 ρ(・・。) これの3ページ目で58ページになります。

Ⅴ.今後の展開方針(PDF)
http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/eki/eki5.pdf

 ありきたりの陳腐な内容の計画書ですが、それなりに具体的なプランになっており、きちんとした測量までなされて見積りされているようですから、阿久根市の職員が測量したのでなく、どこぞの業者が測量していたのであれば、おそらくその業者が書いたものであり、阿久根市の職員が作成したものではないと思います。

 だいたい考えることまで外注するのが役所・役場だったりしますんで、ひょっとしたら事前にどこぞの業者に既に仕事をやらせておいて、「後から面倒見るから」と言うお役所のよくあるパターンかも知れません。

 おそらく、その「後から面倒見るから」が、「うみ・まち・にぎわい」再生整備計画ではないかと。

議案第48号 平成24年度一般会計補正予算(第4号)(PDF)
http://www.city.akune.kagoshima.jp/sigi-senkyo/gikai/gian/h24/0304t.pdf

 b(・・。) こちらに、ちょうどその代金に見合うような予算案が計上されています。
8.報償費    209,000円
9.旅費       2,400円
13.委託料 9,660,000円
 お役所ではよくあることなんですが、1千万円近い随意契約になるのか?はたまた談合により仕事をした業者に落札させるかになるかも知れませんね。

 どこの業者が落札するかが見ものです。

 その業界に詳しい人なら、落札した業者と関係のある会社がゼネコンであれば、その下請けとなる阿久根市の業者の顔も浮かぶでしょうね。


 阿久根市の職員がまとめたものは、次のところぐらいのものでしょうかね。

Ⅰ.意向調査結果報告(PDF)
http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/eki/eki1.pdf

06:肥薩おれんじ鉄道株式会社
古木 圭介 代表取締役社長
電話による回答

 阿久根市の職員らしい対応です。(>_<")

 潰れかけていた県と鹿児島市などの第3セクターのサンロイヤルホテルを再建した後に、肥薩おれんじ鉄道の再建のために県に請われて社長になったかたを、電話取材ですか、そうですか...


ご参考:
会いたい聞きたい:肥薩おれんじ鉄道社長、古木圭介さん /熊本 : 九州の温泉ニュース・スクラップ帳
http://spanews.exblog.jp/11271437

 --就任のいきさつを教えて下さい。 
 ◆92年から8年間、第三セクターの鹿児島サンロイヤルホテル(鹿児島市)に専務取締役総支配人として招かれ、再建に携わりました。1年半ほど前、今度は鹿児島県から「おれんじ鉄道の次期社長に」と打診された。いったん断りましたが、おれんじ鉄道は住民の足になっているし「死ぬ前に社会貢献を」と思い直して昨年12月に引き受けました。

 まぁ、お陰で歯に衣を着せない古木社長の意見となったのだと思います。

 古木社長の意見を読んでいただければ、阿久根駅周辺整備計画が陳腐なありきたりのプランだと言うことが多くのかたに理解していただけるかも知れませんね。


 ちなみに、JR九州の観光プランで客を呼んだ実績のあるシャッターアートやウォールアート事業でも、それを活かすことなど考えない阿久根市については、肥薩おれんじ鉄道の関係者も不愉快に感じています。

 今まで、な~んもやる気が無かった阿久根市が、竹原さんの時代にやっと動き出したのに、それを潰すことしか考えていないのですから当たり前のことです。


 阿久根高校跡地のヨコミネ式の短大の計画も実現すれば、肥薩おれんじ鉄道の再建にもつながったはずなんですが、それを潰したのも阿久根市職員労働組合の皆様と、阿久根の将来を考える会です。

 短大に通学する学生だけでなく、ヨコミネ式の見学者も予想できますし、ヨコミネ式の見学を兼ねた肥薩おれんじ鉄道のツアーも企画できたでしょうね。

 そう言う計画を潰しておいて、「さぁ竹原を落としたぞ、阿久根高校の跡地はどうしてくれる?」と職員に期待するレベルのアンチ竹原の皆様だったりしますが、職員に能力とやる気があれば竹原さん以前からやってますわ。
 (ノ_-;)ハア…



 阿久根駅周辺整備計画は、土建屋さんの仕事をつくるためのプランでしかなく、具体的に観光客を呼ぶプランについてはほとんど説明がなされていない。

 だいたい箱物なんかつくんなくても、イベントはテントや屋台でも可能です。

 そう言う地道なやり方で観光客を呼んで実績をつくり、観光客から「箱物があったらまだ良くなる」などの意見が出だしてから、箱物などの整備をやったほうが効果的だしリスクが少ないのですな。
 「とにかく箱物を、一気に20億円もかけてやっちまおう!」と言うのは、阿久根市職員労働組合と多数派議員が西平よしまさ現市長が市長でいられるうちに、とにかく関係する土建屋に金をバラまきたいと言う意思の現れかと思います。

 阿久根市職員労働組合と多数派議員が西平よしまさ現市長に対する情があれば、こう言うやり方はしないと思うのですが、組織は個人を潰すことしかしないもんです。

 組合員でもなく、ましてや彼らが仕立てあげたような市長ですから使い捨てなのかも知れませんね。

 そうでなければ、選挙の前のバラマキと言うところですかね?

 選挙の前に着々と工事が進んで行けば、新しい阿久根商店街に変わる期待感を持つ市民もあるでしょうが、下手に歩道やアーケードなどが新設されますと、その商店街の老朽化した建物と新設した施設とのギャップが激しいので、かえって見すぼらしく無駄なものに見え、完成した時にその事業計画の杜撰さに失望する市民もあるかも知れませんね。

 阿久根駅周辺整備計画が、阿久根市の職員が書いたものであれ、土建屋さんが書いたものであれ、そこまで考えてはいないだろ。

 自分たちが仕立てあげた市長だ、ちったぁ情をかけて計画の見直しをするこったね。


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