2013年6月29日土曜日

普天間米軍基地移設、原発の再稼働と輸出、消費税増税、TPP参加...すべて民主党の置き土産

プルサーマル用MOX、高浜に到着…事故後初 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130627-OYT1T00245.htm?
 関西電力高浜原子力発電所3号機(福井県高浜町)でのプルサーマル発電に使うため、フランスで製造されたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を載せた輸送船が27日朝、同原発の専用港に到着した。 
 2011年の東京電力福島第一原発事故後、MOX燃料が国内に搬入されるのは初めてだ。関電は7月8日に原発の新規制基準が施行された後、MOX燃料の使用も含めて高浜3号機の安全審査を原子力規制委員会に申請する方針。再稼働を目指す動きが本格化する。 
 輸送船は、海上保安庁の巡視船に護衛されて着岸した。関電は警備上の理由から、輸送状況の詳細を明らかにしておらず、午後に搬入を完了後、燃料の数などを公表する。 
 MOX燃料は、使用済み核燃料をフランスやイギリスで再処理してもらい、回収されるプルトニウムを使って製造する。これを原発で使うプルサーマル発電は、ウラン資源の有効活用を図る核燃料サイクル政策の柱の一つで、これまでに国内の4原発で実施。他の原発にも順次、導入される計画だった。 
 しかし、福島第一原発事故後、国内の大半の原発が停止。日本のプルトニウムは現在、英仏での保管量も合わせて計44トンに上り、今後、青森県の再処理工場も稼働するため、核不拡散の観点から「消費されずに増え続ける事態は望ましくない」と、米政府高官などが懸念を示していた。 
(2013年6月27日13時45分  読売新聞)
 先日は、こう言う報道がありまして、勘違いした脱原発の皆様が安倍首相の批判などをされておりましたが、どうも叩くところが違うようです。

虚構の環:第3部・安全保障の陰で/1(その1) プルサーマル、米に約束- 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/feature/news/20130625ddm001040039000c.html

野田佳彦前首相
大串博志氏
◇昨秋、民主政権 国民に説明せぬまま
◇プルトニウム、軍事転用懸念受け
 
 民主党政権の原子力政策策定が大詰めを迎えていた昨年9月、野田佳彦首相(当時)の代理として訪米した大串博志内閣府政務官(同)が米エネルギー省のポネマン副長官に、プルトニウムを普通の原子炉(軽水炉)で燃やす「プルサーマル発電」の再開をひそかに約束していたことが分かった。毎日新聞が入手した公文書によると、日本の保有する軍事転用可能なプルトニウムの量を減らすよう強く迫られた大串氏が「(プルサーマルで)燃やす」と伝えていた。安全性を疑問視する声が多く、東京電力福島第1原発の事故後中断されているプルサーマルの実施が、対米公約になっている実態が明らかになった。 
 プルサーマルは、軽水炉で燃やした使用済み核燃料を再処理し、取り出したプルトニウムにウランを混ぜた「MOX燃料」を使う。(1)高コスト(2)燃料の融点が下がり溶けやすくなる(3)制御棒の利きが悪くなる−−など経済・安全両面で問題点を指摘する専門家も多い。当初プルトニウムは高速増殖炉で燃やすはずだったが、原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)が実用化のめどが立たないことから2009年に導入された。 
 毎日新聞が入手した公文書は、昨年9月12日の大串、ポネマン両氏による米国での会談内容を記録した公電をまとめたもの。大串氏は「30年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」「核燃サイクルは中長期的にぶれずに推進する」「もんじゅは成果を確認した後研究を終了する」など、政府の「革新的エネルギー・環境戦略」(昨年9月14日決定)に沿った説明をした。 
 核燃サイクルの推進は、青森県六ケ所村の再処理工場の稼働、つまり使用済み核燃料からのプルトニウム抽出を意味する。「原発ゼロ」で「もんじゅも停止」となるとプルトニウムを燃やす施設が無くなるため、ポネマン氏は「軍事転用可能な状況を生み出してしまう」と安全保障上の懸念を表明。大串氏は「プルトニウムを軽水炉で燃やす計画は継続する」とプルサーマル実施を約束した。
 国際的な公約を簡単に反故することが出来るわけもありませんから、結局は民主党の置き土産だったわけです。

 ネットでも現実社会でも、旧社会党や共産党の脱原発運動に踊らされてる人たちは、断片的な情報だけで刹那的に政治批判をする特徴があります。

 はっきり言って、問題の根本となるところはわかっていないから、本当の敵を叩かず、敵を利するようなことばかりしてるのですな。

 つまり、

な人ばかりです。

 深く考えることを知らず、その時ばかりの自分の正義感に酔ってるだけなのですな。


 マスコミがろくに報道しなかっただけのことで、現在問題になっている事案は全て民主党政権の置き土産だったりします。


ご参考:
国民の了解を得ずになんでも公約する野田政権こそ独裁だ 普天間、原発再稼働・輸出、消費税増税、TPP - Everyone says I love you !
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/5015c2b5cf624998b8591929c409800e


 財界や公務員に踊らされて、勝手に国際公約を乱発しして手がつけられなくなったものだから、昨年の衆議院の解散となったと言うことでしょうね。

 そのあまりの無能な暴走ぶりに、公務員も呆れたと言うところかと思います。

 公務員とマスコミが仕立てあげた民主党政権が、日本をボロボロにし、今度はそれを自民党に処理させようとしているところでしょうかね。

 自民党の公約を果たせなくしようとしたのが民主党。

 そして、自民党に民主党政権の尻拭いをさせながらも、 公務員改革は避けたいと言うところが、公務員連中の本音でしょうね。


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