2013年6月6日木曜日

実質「上海慰安旅行」ですからホテルは三ツ星、研修と言う名目で行きますので日当まで出ます。

 伊藤知事!職員給与の削減のお詫びに、積立いらずの「上海」慰安旅行のサービスですかい?の続きになります。


 鹿児島県政記者クラブ(青潮会)の申し合わせか、鹿児島県ではあまり報道されていないようですが、全国的にはけっこうな問題になっています。


FNNニュース: 鹿児島県、上海便維持のため公費で職員1,000人の海外研修計画

日本を訪れる外国人の数は、円安が追い風となり、およそ92万人と、過去最高にのぼっている。一方で、中国に目を向けると、日中関係の悪化などの影響で、日本を訪れる中国人の数が、2012年の1年間で、5万人近くも減少している。 
このあおりを受けて、ある自治体では、飛行機の中国便を利用する乗客数が激減。
そこで打ち出した仰天の対策に、今、批判の声が上がっている。
 
鹿児島県民は、「路線を維持するだけで(上海に)行くのはだめ」、「税金をそういうために使うのは、聞いたことがない」と話した。 
県民から厳しい声が飛ぶのは、鹿児島県が打ち出した、中国・上海への異例の海外研修プラン。 
鹿児島県の職員は、3泊4日の日程で、上海の行政機関などを視察する予定となっている。 
鹿児島県の伊藤 祐一郎知事は「鹿児島県庁は、1,000人をこれから研修名目で、上海便を使って、中国に職員を派遣します。全額県費で、1,000人単位で(上海研修に)出そうと思っています」と述べた。 
県の職員1,000人を、上海で海外研修に。 
その費用1億1,800万円の全額を公費でまかなおうというのだが、その大きな目的が、利用率が低迷している鹿児島 - 上海便の支援だという。 
2002年に就航した中国東方航空の鹿児島 - 上海便は、尖閣諸島をめぐる問題などを受け、利用者が減少。 
2012年の搭乗率は、ついに5割を割り込む事態になった。 
鹿児島 - 上海便の利用者は、「(乗客は)2~3割というところかな。5割は乗っていなかったです」、「空席が結構ありましたね」と話した。 
円安効果で、4月には、日本を訪れる外国人が過去最高を記録する中、日中関係の悪化などを受け、中国人観光客の数だけは、唯一、前の年に比べ、-33%と大幅に下落している。 
その影響が、鹿児島を直撃している。 
鹿児島の商店街・天文館街づくり協議会の会長は「2010年だったと思うが、約1,400人の中国の方を受け入れた。(滞在時間)2時間半ぐらいでしたが、その間に、1,400万円くらいの売り上げがあった。(その時と今を比べると?)半分以下ぐらいになっているかと」と話した。 
そこで、上海便の廃止を避けたい県が、路線維持のために打ち出したのが、職員の研修プランだった。 
鹿児島県の担当者は「(路線が)いったんなくなると、復活するのは、なかなか難しい。上海線というのは、何としても、現時点で維持しなければならないという事情もある」などと話した。 
しかし、巨額の税金の投入に、県民の間では、賛否の声が飛び交っている。 
タクシーの運転手は「税金を使って行くのは、ちょっとねとも考えるが、わたしらは(飛行機が)飛んでこないと仕事にならないし」と話した。 
鹿児島県民は、「路線を維持するだけで行くのはだめ。そんなにしてまで、上海便を取っておく必要があるのかと思うが」、「上海に行けることに関しては、いいことだと思うので。ただ、人数が1,000人というのは、自分には正しい数字かどうかわからない」と話した。 
一方、上海で、鹿児島の印象について聞いてみると、「日本は3月に行ったばかりです。鹿児島は田舎のイメージよね」、「(鹿児島は)知りません。聞いたことありません」との声が聞かれた。 
鹿児島県の知名度不足も明らかになった。 
県民からは、支援の方向性が違うのではとの声も上がっている。 
鹿児島県では、「(路線維持には)効果はないと思います。鹿児島の観光なり、きちんと世界的に発信できるような態勢をつくらないと」との声が聞かれた。 
同じく上海便が主力路線となっている茨城空港では、県の支援により、茨城と都市部を結ぶ直通バスを、ワンコインの500円で運行し、利便性を向上。 
上海便の利用者で、ほぼ満席となっているという。 
中国東方航空は、FNNの取材に対し、鹿児島 - 上海便の廃止は考えていないと回答している。 
鹿児島県では、早ければ7月から、上海研修を開始するとしているが、今後も、この問題は議論を呼ぶとみられる。
  基本的に、国家公務員の給与削減にともなう鹿児島県職員の給与削減による、県職員のための損失補てんみたいな事業ですから、はなからいい加減なものではあるのですが、鹿児島県の観光情報の発信力の無さを暴露されることにもなりました。

 ゆるキャラにしても、


 d(・・。) こちらの知名度を上げる熊本県の徹底ぶりに対して、

 ρ(・д・*)これの知名度のとことん低いこと。


 基本的に仕事を予算消化としてしか考えていない、鹿児島県の職員らしさが現れている事例でもあります。


 さて、以前は竹原さんに対して問責決議案を全会一致で可決した愚かな鹿児島県議会ですが、その頃と違いまして、今では脱原発運動中と言う共産党などの事情もありまして、この件に対して批判する動きもあるみたいです。
 Facebookでもこんな投稿がありました。

耳を疑うような話! 
伊藤県知事が、今度は税金で県職員1000人を上海旅行へ。日当1900円も出して。泊るホテルは三ツ星とか。「ここまできたか伊藤県政」という感じです。 
こども医療費の無料化を要望すれば「コスト意識を感じてもらいたいのでできない」と突っぱねる知事です。県民からも批判が出ています。 
日本共産党まつざき真琴県議は「職員の幅広い視野の醸成を図るとしていますが、苦しんでいる県民、中小零細業者こそみてほしい」と話しています。
 「2ch 鹿児島 上海」とでも検索をすれば、全国的な問題となっていることがわかります。

ご参考:一例です。
U-1速報 : 「鹿児島県が県職員を上海市に大量派遣して中国定期便を維持」 予算の凄絶な無駄遣いに鹿児島県民が激怒
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50402462.html


 西平良将現市長の阿久根市にみたいに、伊藤知事との太い県のパイプを有する自治体では、県職がやったからと、職員給与の削減の代わりに損失補てんの慰安旅行をやりかねないので、県の職員だけの問題と軽んじないことが必要かも知れませんね。


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