2011年7月31日日曜日

推込(しごめ)分水路

川内川の推込分水路 初分流で「水位低減」 : 南日本新聞エリアニュース
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=33012

推込(しごめ)分水路
川内川の河川激甚災害対策特別緊急事業(激特)で完成したばかりの推込(しごめ)分水路(さつま町宮之城屋地)に10~13日、増水した川の水が初めて流れた。同町では、激特による河川掘削や築堤が10日までにほぼ完了。国土交通省川内川河川事務所は14日、「工事により、さつま町市街地で50センチの水位低減効果があった」と発表した。 
分水路建設は川を分流して氾濫を防ぐ目的で、本流の水位が通常より4メートル上がると分流する。同事務所は「年に1、2回」と想定していたが、完成後すぐにその機会が訪れた。 
10~12日はえびの市で降雨量600ミリリットル以上を記録するなど、上流域で大雨が降り、川内川が増水。10日午後9時過ぎから、13日午前2時ごろまで分水路に分流した。ピーク時の流量は毎秒270立方メートル。 
同町の宮之城水位観測所では11日午後4時ごろ、氾濫危険水位(レベル4)まで55センチの5.15メートルを観測。同事務所は、激特工事によって50センチの水位低減効果があり、避難判断水位(レベル3)にとどめることができたとしている。
 さつま町では、川内川の本流は、分水路の先の推込(しごめ)と言うところで鋭角的に曲がっておりまして、それがこの前の水害の原因となったわけですが、今回分水路ができたことでかなりの治水効果があったみたいです。

 ちなみに、対岸からみますと、分水路はこんな感じです。

推込(しごめ)分水路
 写真はPanoramioに登録しておきましたので、撮影した場所を確認できます。

 激特事業とは言え、かなりのお金がかけられて分水路がつくられたことが想像ができますね。

 モデル事業として、河川敷のほうも整備されましたので、川内川周辺の美観も整備されることになりました。

 多くのお金が さつま町のために使われたわけですから、これを活かすことを考えることも大事ではないかと思います。

 実際に整備されたところを歩いてみますと、壮大な事業でもありまして、鶴田ダムと合わせて さつま町の観光にも役立つと思います。

 激特事業は北薩摩広域の建設業の延命につながりましたが、もう少しでこの事業も終わりになります。

 早いうちから、これを活かすことを考えて、北薩摩地域の観光の振興をはかることが、全国の方々の助けに報いるべきではないかと思います。


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