2011年9月4日日曜日

「不適切な専決」を信任して「適切な専決」にしちゃったのは阿久根市議会なんだよね。

送信者 チラシ_西平よしまさ後援会

 d(・・。) こちらの選挙前の決起集会のチラシでは、はっきりとこう書かれております。

※西平の行革とは
職員給与の削減は、今のボーナスカットされた総支給額をベースに、さらに4年間で15%カットを目指します。そこからうまれた財源を活かしてマニフェストの実現に邁進します。また、地元人材の積極的活用により、より地に足のついた行政運営ができるように役所機能をアップします。

送信者 チラシ_西平よしまさ後援会

 ところが投票日前日のチラシでは、次のように変わっています。
職員給与は、今の総支給額をベースにさらに4年間で15%カットを目指します。
 竹原さんのボーナスカットの条令をもとに戻したことは、選挙前のチラシでは明らかに公約破りなのですが、西平よしまさを支持するネットの匿名連中は、「公約破りではない」と言い張る。

 つまり、「投票日前日に出したチラシが本当の公約だ!」と言いたいのでしょうが、期日前投票された方々が、古いほうのチラシを信じて投票したなら腹も立つと思いますけどね。

 チラシは阿久根市の全世帯に配られたわけでもないようですから、投票日前日に公約を大きく後退させた説明責任は果たしていないわけです。

 まぁ、西平よしまさを支持するような連中の言いたいことは、「読まなかった奴が悪い!」と言うことになるのでしょうかね?

 こう言うことからも、西平よしまさを支持したかたがたの性質がよくわかりますね。


 さて、選挙期間中に西平よしまさ陣営が、竹原さんの専決を「違法!違法!」と騒いだ証拠もここに残されています。
送信者 チラシ_西平よしまさ後援会

 その後、市長になったら「違法な専決」と言う言葉を「不適切な専決」と言いかえた西平よしまさ現市長ですが、その辺の説明責任は果たしていないようです。

 「不適切な専決」と言うことは、「違法では無いが適切な使い方の専決では無い。」と言うニュアンスを感じさせる言葉ですが、選挙期間中は「違法な専決」と言う言葉のほうがインパクトがあるから使ったのでしょうかね?

 と言うことで、西平よしまさ本人も、あまり性質の良い人間ではないことがわかりますね。


 確かに、阿久根市議会が竹原前市長の不信任案を全会一致で否決するまでは、「不適切な専決」と言う感じではありましたが、竹原前市長を全会一致で不信任案を否決したことで、専決も信任されてしまったわけですから、不適切な専決とは言えないはずなのですよね。

 不信任案を可決したら議会が解散となり、当時、多数派議員が再選される見込みが無かったとしても、「違法だ!不適切だ!」と騒ぐのであれば解散後の選挙で民意を問うべきだったわけです。


 鹿児島地検が専決の問題を起訴できなかったのも、阿久根市議会が竹原前市長の不信任案を否決しちゃったことに原因があるでしょうね。

 「なんで不信任案を否決しちゃったの?」


と裁判になったら、まずこう言う質問が出ることになるでしょうから、恥をかくのは原告の方々です。


 その後、「阿久根の将来を考える会」とともに、自分たちが議員として生き残れるように、市長のリコール運動などに参加したのが阿久根市職員労働組合側の多数派議員の方々です。

 けっきょく議会の解散から逃げたことで、専決を完全に合法化してしまったようなものなのですがね。


 議員としての責任を果たさない方々に議員給与などを支払う意味もありません。

 とは言っても、議会に出た時にただ働きさせるわけにもいかんからと、日当制になったのでしょうね。

 この時点で日当制に不満がある議員は議員給与についてきちんと議論して、竹原さんの回答を引き出すか、代弁しておけば良かったと思うのですがね。


「阿久根市議会へ行こう」 竹原えみ 阿久根市議会日記: 議員報酬を議員同士で語る
http://akune-emi.blogspot.com/2011/08/blog-post_22.html

 そうすれば、こんなことにもならなかったわけですからね。

 今からでも、きっちりと議論していただきたいものです。


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