2012年7月1日日曜日

除染は微生物に任せるべきで土建屋のメシのタネにすべきではない

 自衛隊OBのNPOが集めた作業員は60~70のじっちゃんたちがメインであったため、元請さんが「体力的な点で続くのか?」と心配されていたのですが、自ら志願してくるような人たちばかりでしたので、体力的にも根性の点でも問題無しです。
 (´・ω・)

 道路などの放射線量の測定が終わって、農地(1年もほうっておかれたので荒地ですな)と山林のほうになりましても、逆にそのような環境で燃えるような人たちばかりなので、なんつーことはありません。

 60~70のじっちゃんたちがけっこうな数のポイントを測定して帰ってくるので、他の協力会社の刺激にもなり、元請さんに現在は有り難がられているような状況となってます。


 PDAに四苦八苦していたじっちゃんたちも、だんだん慣れてきて仕事も正確になり手直しの数も減ってきました。

 慣れてくれば、PDAやPCに興味を持ち始めるじっちゃんもいまして、今後の活動につながっていきそうです。


 さて、

 除染作業の一環として放射線量の測定をしているわけですが、放射線量の測定と除染の仕事は分けて環境省は発注すべきだと思うのですよね。

 ゼネコンに金を落としたいのか環境省の職員の手抜きかはわかりませんが、除染作業と放射線量の測定は異質なものですから、専門の業者に発注するのが筋だと思います。

 だいたい土建屋にまかせたところで、高圧洗浄で洗い流すか、土壌を削りとることしか出来ないわけで、その土壌などの処分場も決まらないような状況だったりするのですよね。


【11】除染土見えぬ行き場 : 郷土再生「放射能と向き合う」 : 企画・連載 : 群馬 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1336488943296_02/news/20120524-OYT8T01595.htm

 あげくのはては、国有林に置こうと言い出したりする始末ですから話にならないお粗末さです。
 (ノ_-;)ハア…

【放射能漏れ】県、除染土壌仮置き場に国有林活用呼びかけへ 群馬 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120612/gnm12061222420005-n1.htm

 除染を環境省とゼネコンにまかせておいたら、次の記事のようになりそうで心配です。
 (-_-;)

「福島を除染ゴミと使用済み核の最終処分場に!」という民主党政権の“本音”が表面化する新年 | 伊藤博敏「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31486


 実際問題として、放射能の除染は微生物に任せるしか無いように思います。

 住民を放射能から守るため移住させることが大事で、定期的に放射線量を測定して、放射線量が下がってきてから帰還の手助けをすれば良い。

 そのほうが皆の税金を無駄にすることが無いのですね。

 土建屋に除染ごっこさせて、除染も終わっていない状況で住民を帰還させたら、税金の無駄遣いを通り過ぎて犯罪行為だと思います。


 「微生物に任せて放射能が減るのか?」と疑問に思うかたもあるでしょうが、広島県や長崎の原爆でもけっこう早いうちに放射線量が下がったそうです。


生物触媒による放射線エネルギー・放射性物質・放射能の分解消失 | ㈱高嶋開発工学総合研究所
http://takashima.tidt.fool.jp/?eid=3
 1945年8月6日広島原爆投下前日夜,広島大学の職員8人は日本伝統発酵酒のサケに酔っ払って寝ついた。 翌朝原爆投下地点から半径1km,すなわちゼロゾーンの中のすべての人が死亡したがこれら8人は深刻な放射能露出にもかかわらず生き残った。 何のためであろうか? その原因に対しては発酵酒中(案)の微生物,そして彼らが生産した酵素の複合作用のためという推測が多い。 
 原爆投下後米国政府は少なくとも100年間広島と長崎は捨てられた都市になることであり,そのいかなる生命も発見されないことだと展望した。 しかし半年ぶりに小さい植物が育ち始めた。 そして1年後放射能数値は急減して,人が居住するほどの環境に変わった。 日本の環境微生物学者の高島博士によれば土壌の中港放射能微生物の作用で放射性物質が順次減少したためという。 しかし最初の原爆実験があったネバタ砂漠や最悪の原子力発電所事故が発生したチェルノブイリではそういう奇跡が起こらなかった。 奇跡の微生物がなかったためだ。

 古代の微生物は放射能や重金属を分解して生きていたことが現在ではわかっており、それらの生き残った微生物を活用することで、広島や長崎以上に撒き散らされた福島原発の放射能も処理することが可能なようです。





 こう言う情報が繰り返し報道されないのが日本のマスコミの情けないところなんですが、火事場泥棒みたいな税金の使い方しか出来ない日本の公務員もそれ以上に情けない話です。

 被災者の痛みがわかる者は公務員には存在しないのでしょうかね?

 金は地獄まで持っていけないぞ!


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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

アメリカの西海岸に住んでいますが、微生物による除染は大賛成です。福島原発が爆発してから1週間ほどしてから、それまで一度も経験した事のないような咳き込みを体験しました。そこで植物の成長促進用に購入していたEM菌とサンダルウッドという精油を混ぜて気化させて吸い込んだら、ほんの数秒でまるで嘘のように咳き込みが止まりました。それ以来、発酵の虜になりました。今では飯山一郎式で乳酸菌を培養して毎日飲んでいます。御陰様で風邪をひきにくくなりました。高嶋先生のお話もとても面白いですね。一体いつから日本は命よりも金を取る薄汚い社会になったのでしょうか。何を差し置いてもさっさと除染して東北、関東の民に安心・安全を提供するべきでしょう。もしかして抗がん剤で儲けようとしていたり、人口削減を計画していたりしませんか。